紅葉が九つ ページ11
、
碧が、妖怪になって還って来る。
やっと会える。
でも、相手は私の事、知らないんだよね…。
ちゃんと見てくれるかな？
「今日此処に呼んでるから。もう来ると思うんだけど…。」
ガンガン
ガラス戸を叩く音。
「俺だ！開けろ！」
この声を聞いて、私は飛び上がり、玄関へと駆け出した。
この声は、この声は、
「エンマ様っ！！」
私の大好きなエンマ様。
やっと会えた。
その後ろには、碧がこっそり作って居たオリキャラ、ホノオカミが居た。
ホノオカミは天気を司る神妖怪って設定作ったっけ。
嗚呼嬉しい。
一応確認しておこう。
「貴女、碧？」
そしたら。
「そうだよ。もしかして、貴女、私の感情だった人？」
見てくれてた。
感激の余り泣き崩れそうになったけど、そもそも涙が無いから泣かない。
その代わり、ふるふると体が震えて居る。
「おいおい。此奴も忘れちゃいけねーぜ。」
「？」
首を傾げる。
はて、誰か居ただろうか。
ひょこっと顔を出したのは、春オロチの進化系、春蛇月。
呼びにくいけど、確か悠が作ったんだっけ。
でも、何で此処に？
「此奴、お前の姉の中立だ。」
その言葉で理解した。
この子は、悠だ。
「悠だよ。宜しくね！」
ねーちゃんに、報告しなきゃ。
そう考えたら、足が勝手に動いた。
だっと駆け出し、エンマ様達も置いて行って、大広間へ。
早く。
20秒先へ行かなくちゃ。
スパァン！
襖を勢いよく開ける。
その後ろにエンマ様達も付いて来たみたい。
でも御構い無し。
「ねーちゃん！悠！悠が来たよ！碧も居るの！」
思わず叫ぶ。
「うん。そうだね。ちゃんと聞こえてるから、落ち着け。」
ねーちゃんがやけに落ち着いて居る。
雪炎と悠大蛇は感激の余り、泣き崩れてしまった。
それを、悠大蛇をオロチが、雪炎をキュウビが慰める。
泣き止め、泣き止め、と。
そしたら、衝撃の一言が。
「何だ。両方居るんだ。折角捨てたのに。結局は巡り合っちゃうんだ？」
目を見開いた。
「え…。何言ってるの？捨てたって…。」
戸惑いながら聞く。
肩に手をのせて。
そしたら、ぱしっと払われてしまった。
「言い間違えじゃないし、あんたの聞き間違えでもないよ。ちゃんとはっきり、捨てたって言ったよ。
あんたら、要らないんだよ。気分が上がったり、がくんと下がったり。もううんざりだ。仲が悪くなって、喧嘩してる今なら大丈夫だと思ったけど、仲良かったし。あんたらもう要らないよ。」
ラッキーアイテム
シール
ラッキーキャラクター
ビーチ姫
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秋春 - 死音さん» うわぁあああマジか私ヒビヒヨ、いや、ヒビヤ受け派だ！背の小さい子は受けだ！！うん！！ (2018年4月3日 22時) (
レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)
死音 - 秋春さん» YES、I Do (2018年3月28日 17時) (レス) id: 131cb3847a (このIDを非表示/違反報告)
秋春 - そなた、ヒビモモ派か (2018年3月21日 15時) (レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)
死音 - 外すの忘れてたんですよ。ガマ土とかキュウオロとか出そうかなとは思ってるんですけどね〜。アドバイスありがとうございました！ (2017年10月15日 14時) (レス) id: 131cb3847a (このIDを非表示/違反報告)
秋春 - （続き）ますので。長々とコメント失礼しました。 (2017年10月14日 19時) (レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)
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