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紅葉が八つ ページ10

秋女side

「いやぁ〜あっはっは!まさか完全に騙された奴が居たとはねぇ〜!!」

豪快に私が笑う。

「そんなに言ったら可哀想だよ。…………プフッ」

「笑ってんじゃねぇかぁ〜!!!」

雪炎が私を止めるも思い出し笑いをしてしまい、大ガマに怒られる始末。

「誰も大ガマの事とは言ってないじゃ〜ん!」

ふざけてみる。

「何だとぉ〜!」

そんな茶番を見て笑って居る土蜘蛛達。
巻き込んですいません。

「それにしても、あれが全て演技とはな…。驚いた。」

土蜘蛛が言う。

「ほんとほんと!本気で言ってるのかと思ったよ〜。」

「何か信用できないんだよな…。」

ぱやぱやと言うキュウビと、疑うオロチ。

「もう喧嘩はやめてね…?」

心配そうな悠ねぇ。

「悪ふざけもいい加減にして欲しいよね〜。」

呑気なねーちゃん。

「happyendだから良くない?」

「はっぴーえんどって何だ?」

嬉しそうに笑う梅雨キュウビと、happyendが解らない桜オロチ。
苦笑いする大やもりと、私達を叱る女郎蜘蛛。
何か申し訳ないなあ。

「ご迷惑お掛けしました…。」

形だけで謝る。
それで許されるんだもんなぁ。
楽なもんだ。
何かこれで終わりそう。

「嗚呼そう言えば、何でここに連れて来たの?」

疑問をぶつける。

「そうそう。君達の中立的存在の久留野姉妹。あの2人、妖怪として見つかったんだよ。」

それを聞いた途端、4人が止まった。

「えぇ〜。それだけで僕呼ばれたのかい?」

キュウビが不満そうに言う。

「そうだよ。住まわせて貰えるかどうか、大ガマ達に聞かないとだし。」

「私達の意味は?」

普通でしょ?とでも言うように言う大やもりと、それに突っ込むオロチ。

「だってオロチ、全然私達に会いに来てくれないじゃないか。」

「それはそうだが…。」

説得する桜オロチと、うーんと唸るオロチ。

「そう言えば、どうしたの?黙っちゃって。って、うわぁ。」

キュウビのドン引く声がした。
それもそうだ。
ずっと顔をキラキラさせた状態で固まって居るのだから。

「どうしたキュウビ…。ってうわぁ。」

大ガマもおんなじ反応。
仮にも女子に対する反応が酷いぞ!
全国の女子に謝れ!
私にも謝れ!
そして乙女心を学んで来いっ!
と叫びたいけど堪えて堪えて。

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シール

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ビーチ姫


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設定タグ:妖怪ウォッチ , カゲプロ , オリキャラ   
作品ジャンル:ファンタジー
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秋春 - 死音さん» うわぁあああマジか私ヒビヒヨ、いや、ヒビヤ受け派だ!背の小さい子は受けだ!!うん!! (2018年4月3日 22時) (レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)
死音 - 秋春さん» YES、I Do (2018年3月28日 17時) (レス) id: 131cb3847a (このIDを非表示/違反報告)
秋春 - そなた、ヒビモモ派か (2018年3月21日 15時) (レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)
死音 - 外すの忘れてたんですよ。ガマ土とかキュウオロとか出そうかなとは思ってるんですけどね〜。アドバイスありがとうございました! (2017年10月15日 14時) (レス) id: 131cb3847a (このIDを非表示/違反報告)
秋春 - (続き)ますので。長々とコメント失礼しました。 (2017年10月14日 19時) (レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:死音 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2017年10月11日 17時

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