5 貴方は… ※ ページ6
赤司「君は僕を信用できないか?桃井や大輝と同じように」
A「…すみません。多分、ムリです」
赤司「僕を否定するのか?」
A「否定っていうか…」
赤司「僕は君が気になるんだ。なぜかは分からないけどね。
だから傍において、理由を確かめたいんだ」
…は?
赤司「君は僕と一緒にいる気はないか?」
何言ってるのこの人…。
傍に、おく?
A「…貴方は…バカですか?」
赤司「…何?」
A「1つ言っておきます。
どんなに知識や財力や人望がある人でも、人をモノ扱いする人は最低だと思います」
赤司「なんだと?」
あ、ヤバ!
…やっちゃった…。
いつも、腹が立つことを言われると、真っ向から言い返しちゃう…私の悪いクセ。
A「あ…その……」
赤司「フッ…ハハハハ!」
…へ?
急に、赤司さんが笑い出した。
赤司「僕にそんなことを言ったのは、君が初めてだ。
…気にいったよ、水無月A」
赤司さんが不敵に微笑んだ。
思ってた以上に優しい笑顔で、少しドキッとしてしまった。
赤司「君はもう僕のモノだ」
A「え…あの……んっ?!」
顔が近づいたかと思うと、いきなりキスをされた。
A「ん…ぁ……/////」
歯列を舌でなぞられたり、舌と舌を絡ませたり…。
ちゅくちゅくと音が聞こえる。
こんなキス…知らない……。
…しばらくして、銀色の糸をひきながら、唇は離れた。
A「な、何でこんな…っ////」
赤司「君はもう僕のモノだと言っただろう。
君の髪も、声も、体温も…すべて僕のモノだ」
A「っ…私はモノじゃないです!」
赤司「ああ、響きが悪かったな。
じゃあ、君はもう僕の『彼女』だ。それならいいだろう」
A「えぇ?!」
赤司「そういうことだ。放課後はバスケ部の方に来るんだ。いいね?」
一方的にそう告げて、屋上から出て行った。
な、何が起きたの…?
トラウマのこと話して…『モノ』とか言うから言い返した。
そしたら…キス、されて…『彼女』って言われて……。
ってことは…………。
A「私が赤司征十郎の彼女?!」
信じられない現実に、唖然としていた―――。
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やまにゃん - 咲さん、お母さんの妹なら叔母さんにあたると思います (2017年1月1日 2時) (レス) id: e45b618f91 (このIDを非表示/違反報告)
花田める(プロフ) - 赤司くんと黄瀬くん間接キス笑 (2013年12月9日 17時) (レス) id: ca72276934 (このIDを非表示/違反報告)
陽向子(プロフ) - (≧▽≦)アキト君にも素敵な彼女が出来ると嬉しいです(/ω\) (2013年12月8日 12時) (レス) id: 176859212e (このIDを非表示/違反報告)
マユウ - 面白いです!あと、赤司サマってこの話だと何年生ですか?もし1、2年と3年の夏までの話だったら、目の色は両目とも赤だと思いますよ。 (2013年11月17日 14時) (レス) id: 9cd78b9c8c (このIDを非表示/違反報告)
haku - 面白いです♪これからも頑張ってくださいね(><)応援してます! (2013年11月13日 22時) (レス) id: 1dd923021c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nami | 作成日時:2013年8月14日 12時