47 本当は ページ49
「う、そだろ…?」
「あ、青峰とほぼ互角じゃねーか」
「アイツ、女子だろ?しかもマネージャー」
「天才、だな…」
男子部員が呆気にとられてる中、コートを走り回る2人。
右に左に、前に後ろに…。
何が何だかわからないほどの速さで動き回っていた。
青峰「ハッ!全然できてんじゃねーか!」
A「できなかったら大輝の相手なんかやってないよ!」
抜こうとするけど、塞がれる。
抜かれそうになっても、それを塞ぐ。
すごく、楽しい。
「…しゃべりながらする余裕あんのかよ」
「つーか、何十分やってんだよ…」
「スタミナもバケモノ並だな」
桃井「相変わらずスゴイな〜あの2人」
緑間「Aはバスケをやっていたのか?」
桃井「ううん、大ちゃんに教えてもらっただけ」
紫原「それにしてはけっこー上手いけどねー」
黒子「そうですね。紫原くんでも負けるんじゃないですか?」
紫原「ん〜…そうかもー」
お菓子を食べながら、質問に答えた。
その間も、2人は目まぐるしく動きまわる。
青峰「オラッ!」
A「わぁっ!フォームレス反則!」
青峰「オレに勝てるのはオレだけだ(ドヤァ」
A「絶対取り返すからね!」
再び走り出す2人を見て、バスケ部員は呆然とする。
「…誰か、アレ、止められるか?」
「ムリだろ」
「男の俺らでもあんだけ走ってりゃ倒れるぜ」
「あっ!オイ、あれ…!」
…その頃、あの人は――――。
==赤司side==
仕事が一段落ついて、体育館に来た。
すると、ほとんどの部員が唖然としていた。
気になって、入り口近くにいる1人に声をかけた。
赤司「どうしたんだ?練習は?」
「あ、実は…アレ…」
指を差した先には、青峰と、それを追いかける影があった。
赤司「誰だ?」
「水無月です。水無月が、青峰と1on1をしていて…」
赤司「Aと青峰…?」
すぐに、体育館の中を見た。
コートを走る2人。
Aと、青峰だ。
「水無月、すごいんです。あの青峰についていけてるんですよ、ずっと」
赤司「ずっと?いつからしているんだ?」
「スリーメンが終わったすぐ後です。
だから…もう20分以上はノンストップでしてるんです」
赤司「20分以上?」
バカな。
そんなに持つはずがない。
だが…あの才能は――――。
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
116人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
やまにゃん - 咲さん、お母さんの妹なら叔母さんにあたると思います (2017年1月1日 2時) (レス) id: e45b618f91 (このIDを非表示/違反報告)
花田める(プロフ) - 赤司くんと黄瀬くん間接キス笑 (2013年12月9日 17時) (レス) id: ca72276934 (このIDを非表示/違反報告)
陽向子(プロフ) - (≧▽≦)アキト君にも素敵な彼女が出来ると嬉しいです(/ω\) (2013年12月8日 12時) (レス) id: 176859212e (このIDを非表示/違反報告)
マユウ - 面白いです!あと、赤司サマってこの話だと何年生ですか?もし1、2年と3年の夏までの話だったら、目の色は両目とも赤だと思いますよ。 (2013年11月17日 14時) (レス) id: 9cd78b9c8c (このIDを非表示/違反報告)
haku - 面白いです♪これからも頑張ってくださいね(><)応援してます! (2013年11月13日 22時) (レス) id: 1dd923021c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Nami | 作成日時:2013年8月14日 12時