引きこもりが愛されてしまった…【文スト】

元引きこもりが２３人。 ページ30

相沢side

『そういえば、まだ他の社員の方々来てないですね』



静かで二人の声しかしない社内に疑問が浮かび独り言のように言った。



「当然だ。だってまだ出勤する時間帯の３０分前だもん。



　君が早く来すぎなの。確認しなかった？」



乱歩さんがラムネの蓋と開けながら言った。



私も、ラムネの蓋を開けながら話す…が。



『え、そんなっ、早かったん、ですか？



　っていうかこのラムネの蓋硬いですね！



　ん〜っ、っふ、』



声を出しながらひねっても開かない。



乱歩さんはあんなに軽々開けてたのに…！



引きこもって筋肉が落ちたのか、それとも単に男性と女性の違いだろうか。



多分絶対最初の方だよなぁ、運動せずに引きこもってたことに後悔。



ラムネで後悔するのもどうかと思うけど…



暫く蓋と戦っていると救いの手が差し伸べた。



「かして」



乱歩さんが、飲みかけのラムネを机に置き、此方へ手を向けて言った。



『あっ、はい、ありがとうございます…！』



乱歩さんはさっきのように軽々と蓋を開け、私に蓋の開いたラムネを手渡…



さないで見せつけるように私の前でラムネを一気飲みした。



『えっ開けてくれるんじゃ…』



「開けてあげたよ、飲んだのは僕だけど」



『借りたものは返すんですよ！』



「聞こえな〜い」



っく、この名探偵…



恨むような口調だが、少し楽しかったのは言うまでもない。
ー−−−−
こんにちは！風やばいですね！

私、東北住みなので結構、なんかあれ、はいやばいです。
風でちょっと二段ベッド揺れてます。

10年に一度の大寒波でしたっけ。
ご存じかもしれませんが、今まで記録したなかで一番やばいらしいです…！

普通に平日なので、出勤や登校時、お気をつけて！

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