お付き合い ページ7
「なるほどな。なんや自分、財前の幼馴染やったんやな！」
「そう…」
「暗い話させて堪忍な。でもあれやろ？今忘れようとしてるんやろ？」
「うん」
「で、忘れる為に他にええ人がいないか探しとる。」
「うん」
「見つかった？」
「そんな早くには見つかんないよ…」
白石君ってわりとずかずか来るんだな…。
でも、話をして少し軽くなったかも。
いつも謙也君に頼ってばかりだし…。
「んー、ここにおるけどなぁ」
ニコニコと目を細めるが、眉毛は少し下がっている白石君。
「え？」
「要するに忘れさせたらええんやろ？」
「う、うん。まあ。」
絶対いないけどね、と笑うと 白石君が顔を近づけ、私の頭に手を置く。
「ほな、忘れさせたるわ」
「え」
「ん？自分近眼さんなん？もっと近づけんと俺の顔見えへん？」
どんどん近づいてくる白石君。
まって、まって。 ちょ。かっこいい
死んじゃう。
あかん、あかんて、
「で、どうなん？」
「でも、白石君には…！」
「俺別に好きな人はおらへん。自分のことは少し気になっとる。 放っておけんのや。」
至近距離でそう言う白石君。
つまり、光のことでショック受けてる私が可哀想だから人助けとして、付き合ってくれるっていうこと…？？
そんなの…そんなの…。
「……ます。」
「ん？」
「お願いしまァァァす！！！」
こんなイケメンと付き合えるなんてそんないい話あるわけないじゃないですか。光は？？元々あっちが浮気したんだ！私だって付き合っちゃうもんね！！！
「ﾌﾊﾊｯ、ホンマおもろいわー自分。」
「うるさいよ」
まあ、白石君も面白いからとか、暇つぶしとかなんだろうな。
「あ、別に暇つぶしとちゃうで。誰でもするわけでもあらへん。自分やから助けたいと思ったんや。変な勘違いせんといてな！」
本当に思ってることがバレる。
てか、本当に謙也君の友達も良い人だ。
類は友を呼ぶってこういうことなんだな…。
「じゃ、改めて…よろしゅうな、A」
「あひぃ」
謙也君が帰ってきた時の状態は、妙にニコニコしているイケメンと あほ面をしている女子が見えたらしい。
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たかぴん(プロフ) - 百地さん» わーありがとうございます！こちらの作品放置気味ですいません…！少しずつ完成させるので少々お待ちを…！ (2018年8月14日 23時) (
レス) id: f6bd9ab8eb (このIDを非表示/違反報告)
百地(プロフ) - これは良い、謙也のポジションが良すぎて私も輪の中に混ざりたくなるね！ (2018年8月14日 3時) (レス) id: 2de6e8f809 (このIDを非表示/違反報告)
たかぴん(プロフ) - ナオさん» わわっコメントありがとうございますっ！！謙也くんとの絡みは一番書いてて楽しいです(笑) くっつけたいくらい(笑) オチはまだですが、焦らして焦らしまくるので是非気長に待ってくださると幸いです！頑張ります！ (2018年4月1日 12時) (レス) id: f6bd9ab8eb (このIDを非表示/違反報告)
ナオ - すっごく面白いです！謙也といい感じの距離感だし白石さんもどんどん夢主のこと好きになってく感じも最高！財前が自分の気持ちに気づいてくれるのが待ち遠しいです！更新頑張ってください！ (2018年4月1日 4時) (レス) id: 133f7c6eb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たかぴん | 作成日時：2018年3月31日 2時
