青学の柱は2人のスーパールーキーだった【テニスの王子様】 (ページ37)

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第36話ページ37

ゆずたちは思い思いに試合をしていた

堀尾「ちょ、ちょっと休もうぜ。疲れた！」

越前「口はあるけど体力ないね」

「ブッwwwwwwwwwwww」

堀尾「うるせーお前1人で涼しい顔しやがって！！
しかも右手だし」

加藤「でも、リョーマ君とゆずちゃんのおかげでコツがつかめてきた…さすが青学の……」

加藤の言葉を遮るように、怒鳴り声がいきなり聞こえてきた

佐々部「なんだと、ワシの言うことが聞けないのか！？」

ザワザワ……

Aコートの方が少し騒がしかった

「……何かあったのかな？」

堀尾「Aコートの方だ。行ってみようぜ！！」

その頃、Aコートの方ではーーーーーーーーーー

佐々部「こんなことばっかやらせて、もう15分も損しちまったじゃないか」

加藤父「で、ですが準備体操をキッチリしておかないと、肉離れや怪我につながります」

佐々部「…ﾌﾟｯ」

モブ男「はぁ？肉離れ～？」

佐々部「おいおいその辺のヤワな奴等と一緒にされては困るよ！」

ギャハハハッ……

佐々部「面倒なことはいいからさぁ、豪快なトップスピンとか教えりゃいいんだ」

加藤父「……っ」

佐々部「だいたい、あんた人にそう言うけど、確かケガが原因でプロ転向を諦めたって話じゃなかったっけ？自分のこと棚に上げてえらそうに」

モブ男「なんだよそりゃ！！説得力ねぇな！！」

それを見ていたゆずたち

加藤「……！！」

堀尾「ひどいこと言うな……」

「ほんと……」

越前「…………」

加藤父(たえろたえろ…)

佐々部「そういやさっきの男の子、コーチの息子だろ？青学テニス部に入ったそうだが…
あ～～駄目駄目！あんたの息子じゃせいぜい3年間球拾いどまりだろうな！
言うだろ？蛙の子は蛙って！ワシの下の息子は柿の木坂東中の部長だ」

「…もう我慢できない……」

ゆずが佐々部たちの前に出ようとしたが、越前に止められた

越前「ゆず待って。まだ行かないで」

「なんで！？……わかった」

ゆずは何か察したのか仕方がなく了解した