青学の柱は2人のスーパールーキーだった【テニスの王子様】 (ページ16)

今日:29 hit、昨日:20 hit、合計:762,167 hit

第15話ページ16

～教室らしきとこ←～

キュキュッ...

竜崎「どうだい手塚？うまく4ブロックに分けられそうかい？今度の校内戦は都大会のレギュラー決めみたいなもんだしね。気を使うだろう」

手塚「…はい。それに、今回は…」

竜崎「…大方、宮野のことだろう？」

手塚「…えぇ」

大石「そーいえば、昨日の宮野はスゴかったな。2年生に勝っちゃったんだから」

竜崎「あぁ、実力は確かだね」

大石「そういえば竜崎先生はお目当ての選手がいるんでしょ？例えば1年に…」

竜崎「あたしの考えはともかく、基本的にウチの部じゃ1年は夏まで出られないんだろう？」

大石「まぁそれは部長が決めることですから」

～テニスコート～

部長たちが構内ランキング戦のオーダーに悩まされている時、男子テニス部のコート内では越前と荒井の試合が行われようとしていた

パヒュ……ヒョロヒョロ………パフン

1年「あぁ～～～～っ」

「インパクト音ウケる…」

ケラケラとゆずは、越前が使っているラケットのインパクト音が、どうやはツボにはまったらしく笑っていた

荒井「おらおらどうしたぁ！？」

堀尾「やっぱりあんなラケットじゃ無茶だったんだ」

荒井「最後までやってもらうぜ!!!」

ドッ…ペシッ……ガッ…

1年「だめだーっ全然コントロールきかないじゃん!!
何だ？あの変なインパクト音」

乾「まともに打ってもムダだろうな」

菊丸「そだね」

不二「うーん…あのガットじゃまずスピンはかからないよね」

荒井(ざまぁ見ろ!もがけ!!あがけ!!恥をかけ!!これだけの人数の前で失態を演じれば二度と…)

すると、越前はガットを触り何かを掴んだような顔をした。それにいち早くゆずが気づいた

越前「ふーん…なるほどね」

「やっと掴めた？リョーマ」

越前「まぁね」

荒井「(バカに強がりやがって)てめぇには勝機はねぇだろうが!!!!」

パァァァン…トン……ギュゥゥ……ドキュ…ゴッ

荒井「…え」

菊丸「おーカラダ全体回転させてスピンかけたよ
やるじゃん」

2年「まじかよ！？あのボロラケットで打ち返しやがった。意外とボロくないのか？いやそんな事ないだろ、インパクト音は変だぜ！でも、あの打球…めちゃくちゃ速かったよな」

越前(めちゃくちゃ遅ーーーっ)

「やっぱりリョーマでもあのくらいのスピードしか出ないか笑」

不二「功法は筆を選ばずってやつ…かな」

乾「来るな…あいつ」

菊丸「うん」