騎士であり、呪術師であり、プロデューサーである学生の話 (ページ8)

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李｢...何からどうすればいいのか...台本の資金は...｣

英智｢先輩たちに相談すればいいのに。演劇部の二人だって卒業してないじゃないか。｣

李｢お二人は仕事で忙しいでしょう。私が在学している間、この部は廃部にはさせません！｣

英智｢ご立派だけど...それでいいのかい？｣

李｢いいのです。他の皆様は...忙しいんですから。｣

英智｢...｣

紫之｢...声がする。｣

真白｢講堂の中？あれは...｣

李｢『ええ、そうですとも！私はあなたという信徒を待っていたのです！』...あっ...｣

真白｢李...ごめん。｣

李｢いえ、あなたのせいではありませんよ。...これは即興劇です。一人でも演劇部を持たせるように...私は頑張ろうと思うのです。｣

真白｢あ、明日から俺も稽古に参加する！今度はちゃんとした劇をやろう！｣

李｢仕事は？｣

紫之｢僕たちが何とかします。だから李、友也くんと一緒に頑張ってくれますか？氷鷹先輩も呼びますから。｣

李｢ふむ...いいですよ。｣