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願いなら叶った。
...満たされた。でも、過去の私の後悔と願いはなかったことにされない。
松陽｢...ごめんなさい。｣
吉田｢いいの。その糸で私の目を閉じてしまいなさい。｣
松陽｢ごめんなさい。｣
吉田｢その糸で私の耳と鼻も塞ぎましょう。｣
松陽｢ごめんなさい...あなたを愛すると決めたのに...ずっと守ってきたつもりだった。なのに...！｣
吉田｢あなたが私の魂の行く先さえ知っていれば、必ず会える。...私の口も閉じて...すべてをその糸で縫い合わせて。｣
朧｢...俺もやろう。ほんの少しの間だけ許されたこの温もりを感じながら...お前をもう一度殺す。｣
蓋をしなきゃ。
吉田｢...ありがとう。次会うときは...馬鹿たちと一緒に。｣
メタトロン｢...！｣
吉田｢...｣
メタトロン｢あれは...糸で縫われている...？｣
シェプン｢体もバラバラになったまま、墓所で眠っていたことは知っているな？こいつの体は無限、クローン紛いは永遠に消滅しない。...そもそも、誰があの体を本体だと決めていた？｣
メタトロン｢...シェプン。｣
シェプン｢メタトロン、お前は愚かだよ。だからここで死ぬんだ。松陽と朧は何もかも諦めてくれたぞ？だからこうして女の体を復活させることができた。というわけで今から死ね。｣
姫宮｢...み、皆に伝えてくる！！！｣
メタトロン｢頼んだ。僕は彼女を支えながら戦うよ。｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年3月22日 0時
