騎士であり、呪術師であり、プロデューサーである学生の話 (ページ38)

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ギルガメッシュ｢...ラフムの動きは？｣

七種｢未だ動かず、ですね。どの個体も地上に上がってくるどころか、我々を見つけると嘲笑う始末です。｣

ナピシュテムの牙を強化しているとはいえ、あの大群を防ぐほどの力はまだない。我の宝具なら多少は立ち向かえるだろうが、所詮はサーヴァント。致命傷を受ければすぐ消滅する。

それはエルキドゥとキングゥ、他のサーヴァントも同じだ。

エルキドゥ｢...！あなたは...シドゥリ！？｣

シドゥリ｢お久しぶりです。｣

ギルガメッシュ｢貴様...何故この場にいる？｣

シドゥリ｢転生、というものです。なんだかロマンチックですね、ギルガメッシュ王♪｣

キリト｢牛若たちはいないけど...この局面でバビロニア組が揃うなんて、運命を感じるな。｣

紺ノ助｢へぇ...また面白いことになってんな♪｣

ギルガメッシュ｢...チッ｣

エルキドゥ｢死ねばいいのに。｣

キリト｢地獄に落ちろ。｣

紺ノ助｢まだ恨みあるの！？一応あの馬鹿女のサブ魂的扱いなんですが！！！｣

ギルガメッシュ｢己の娘に一度も優しくしない貴様をAと認めた覚えはないわ！！！たわけが！！！｣

紺ノ助さえ盾にすれば、この局面は...乗り越えれないか。

少しばかり本気を出すしかない。何せ、この我に致命傷を与えた女神が相手なのだから。

七種｢...動きが見えた！東京湾部隊、戦闘用意！相手は原初の女神ティアマト、そしてラフム！奴らの侵攻を止めるんだ！！！｣