騎士であり、呪術師であり、プロデューサーである学生の話 (ページ31)

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ギルガメッシュ｢...エレシュキガル、冥界は開けるか？｣

エレシュキガル｢椚ヶ丘なら。あの子が何度も冥界に来るものだから、そこまで頑張って移したのだわ。｣

ギルガメッシュ｢ああ...なるほど。県の者は全員避難させる必要があるな。海に面した者たちは、とにかく南と北に避難させろ！｣

菊岡｢中心にまとめた方が守りやすいかもしれない。｣

ギルガメッシュ｢そうか...だが、より遠くに避難させた方が...｣

学秀｢空だ。｣

ギルガメッシュ｢...空！？奴には飛行機能があるぞ！そんな神が存在するとでも断言するつもりか！？｣

学秀｢いるよ。メタトロンだ。｣

ギルガメッシュ｢メタトロン...奴が...？だが、彼奴は我がマスターを...！｣

学秀｢拉致し、酷いことをしたね。おまけに自分達の信者さえも利用した。正しく生きようとした人たちを侮辱した行為の数々、今でもこの脳に焼き付いているよ。それでも今は手段を選んだらいけない！｣

エルキドゥ｢...僕が話をつけてくる。｣

学秀｢頼んだ、エルキドゥ。菊岡さん、あなたの娘も必ず守ります。｣

菊岡｢...ありがとう。だが、この前の件については深く話し合う必要があるからね。｣

学秀｢わかっています。｣