122**誰？** ページ22
中村「……何があったか答えて………“泉”」
そういう中村の顔は笑ってて、でもいつもの優しげな笑みじゃなくて、妖しい笑み。
怖い……
瞬間的に感じた。なんで……中村なのに……怖いよぉ……
中村「もう一度聞くよ、泉。昨日早川の家で何があったの？」
泉「な、何も……」
中村の手が頬に触れて、背筋がゾワリとする。
それは嫌悪感によく似ていた。
おかしい、私は前まで中村に触れられて嫌悪感なんて抱いたことないのに…。
いつもなら、嬉しくて、恥ずかしくて……なのに、なのに……っ
中村「そっか、なら聞き方を変えよう？『初めて』ってなんのこと？」
聞かれていたという、羞恥心で体が熱くなる。
その微かな感情の動きを中村は見逃さなかった。
中村「……そっか。やっぱり何かあったんだね？正直に話してごらん、泉？」
顔を近づけて聞いてくる中村。
怖くて、怖くて……その恐怖から逃れたくて、
泉「………き………キス……しま……した………」
つい、言ってしまった。敬語で。
しかし、これで恐怖から逃れられる、私は心の中でそう思ってた。
でも、そうも簡単なことではなかった。
泉「……んっ!?!?!?」
中村はキスをしてきた。
早川の時と違って、噛みつくような乱暴なキス。
長い……長い………
呼吸が苦しくなるころ、ようやく中村は離す。
私は息絶えているのに、中村は涼しい顔をしている。
中村……本当にこの人は中村なの………？
泉「………貴方……誰……？///」
この問いに中村は可笑しそうに笑みをこぼす。
中村「何言ってるの、泉？」
再び私にキスを落とす。
息絶え絶えな私は中村のされるがまま。
「……俺は君が大好きな、中村真也、だよ？」
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巡音茉莉(プロフ) - 【青空】さん» wwwそんな訳ないですよ神ですよ (2014年7月13日 9時) (
レス) id: 3f703f06d7 (このIDを非表示/違反報告)
【青空】(プロフ) - 巡音茉莉さん» 神･･･あぁ、変換ミスですか？紙ですね(´・ω・`)?←← (2014年7月12日 21時) (レス) id: 6af4b50c70 (このIDを非表示/違反報告)
巡音茉莉(プロフ) - 【青空】さん» いえ神です((真顔 (2014年7月12日 20時) (レス) id: 3f703f06d7 (このIDを非表示/違反報告)
【青空】(プロフ) - 巡音茉莉さん» そういってくださるとうれしいです。え？あんな絵ゴミです。 (2014年7月12日 19時) (レス) id: e2f097357c (このIDを非表示/違反報告)
巡音茉莉(プロフ) - 【青空】さん» 楽しみです♪そして絵が上手すぎてｼ(・ω・)ｽ (2014年7月12日 19時) (レス) id: 3f703f06d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青空 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/aozora-kumo/
作成日時：2014年4月15日 22時
