島原 ページ38
芹沢さんらに付いてきたのはいいが来た場所でしょ…
まさかの島原←
しかも昼にあった芸子さんの店だし…
｢あら。鷹海はん、もう来てくれはったんどすか｣
貴女｢ま、まぁな｣
｢嬉しいどすわ〜
勘違いしますどす｣
貴女｢あはははー｣
早く帰りたい！！
｢さ。どうぞ｣
貴女｢どうも｣
お酒…飲んだことなかったや
大丈夫だよね！
ぐいっと飲んでみた
独特の味が口の中に広がる
これが大人はいいの？
芹沢さんを見るとがぶがぶと飲んでいる
ちょっと。いい歳なんだから気をつけないと
芹沢｢なんだ鷹海｣
貴女｢なんでも｣
料理は美味しいことは確かだ
特にこの京野菜は絶品だ
貴女｢うめぇ｣
｢そうどすか？お代わりいりはりますか？｣
貴女｢おお｣
芹沢さんの他に芹沢さんに付いてきた人たちも飲んでいる
試衛館から来た人は私だけ
なんで？
ちょっと浮くんですけど
ちょくちょく芸子さんにベタベタ触っている人もいる
芸子さんって大変だねぇ
でもあんなきらびやかな着物を着れていて羨ましい気もする
一応女子だし
一通り飲み終わり帰ることに
ちょっと待てよ？用があるって島原に来たかっただけか！？
何かしらに挨拶にでも行くのかと思ってたのに……
多少芹沢さんを睨みながら屯所に戻った
貴女｢戻ったぞー｣
原田｢やっと帰ってきたか
遅かったな｣
貴女｢すまねぇな｣
原田｢！？｣
貴女｢どうした｣
原田｢あんた酒臭せぇ！｣
貴女｢酷いな！俺は酒を求めて行ったんじゃない！｣
原田｢にしても飲み過ぎだろ
酔っ払ってねぇのか？｣
貴女｢それが意外と大丈夫なんだよ
俺酒に強いのかな｣
原田｢ま、程々にな｣
貴女｢おう｣
----------
翌日も私は挨拶に回った
私達はあまり地元の人に快く思われていないようだった
一月経てば私達は壬生浪と呼ばれた
それはいい意味ではないことは分かっている
だけど私達は己が進む道を貫き通すんだ
その為にここに来た
くたくたで屯所に戻ると廊下の門で誰かとぶつかった
貴女｢痛ってぇ…すまねぇ怪我はねぇか？｣
｢ったたた…｣
手を差し伸べた
私はその人のことを知っていた
貴女｢あんた…！｣
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暁月(プロフ) - 飛鳥さん» 御指摘ありがとうございます！ (2016年4月10日 9時) (
レス) id: 8f49b61306 (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥 - 老害じゃなくて労咳ですよ〜(*^^*) (2016年4月9日 23時) (レス) id: 3701746fb2 (このIDを非表示/違反報告)
暁月(プロフ) - まっつんさん» コメントありがとうございます。返信遅れてすみませんm(_ _)m。確かに私もボコボコにしちゃいます笑 (2016年4月8日 17時) (レス) id: 8f49b61306 (このIDを非表示/違反報告)
まっつん - 主人公のお父様の弟、私だったらボコボコにしますね^^ (2015年10月23日 16時) (レス) id: 179b97f76b (このIDを非表示/違反報告)
暁月(プロフ) - 藍さん» 確かにそうですね！ (2015年9月26日 10時) (レス) id: a787618f2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁月 | 作成日時：2015年9月12日 0時
