京の都 ページ36
貴女｢うぉー。やっぱり京だけあって賑わってるなぁ｣
江戸とは大違い
そこらじゅうで商人が商売してて
甘味屋も充実してる！
これは総司喜ぶだろうなぁ。今度一緒に行ってみよっかな
えっと。まずはーっと
貴女｢ちょっといいか｣
｢へい
おぉーあんた、あんま見へん顔やけどどこの人や？｣
貴女｢江戸から来たんだ｣
江戸と言う言葉を聞いて顔が曇った
もしかして東言葉が嫌いなのかここの人らは
｢あんた浪士か？｣
貴女｢まぁな
俺らは今日からここで京の治安を守る事になった者だ
俺は…
俺は鷹海Aだ｣
｢た、鷹海！？｣
貴女｢どうした｣
｢鷹海って鳥の鷹に海か？｣
貴女｢あぁ。そうだが｣
｢へぇーそうなんや
Aって名前は確か姫さんの名前ちゃうかったか？｣
貴女｢それよく言われるよ
Aって名前女子見てぇけど俺の事なんだ
覚えておいてくれ｣
｢へい。分かりやした
鷹海さんには昔っからえぇようにされてたんですよ｣
貴女｢そうなのか？｣
｢へい。鷹海さんたちは。あんたのご両親はえぇお方やねぇ
まだ元気にしとるか？｣
貴女｢二人共もう他界してる｣
｢そうなんか！？そうなんや…こりゃ失敬｣
貴女｢大丈夫だ
まぁ今日から宜しくな｣
｢どうぞご贔屓に｣
貴女｢あぁ｣
まずはここらで一番権力持ってそうな商人に挨拶完了っと
貴女｢お腹減ったな…何か間食していくか｣
貴女｢すまねぇ｣
｢はい｣
貴女｢団子三本｣
｢分かりました｣
｢お待たせしました｣
貴女｢ありがと｣
お！この団子なかなか美味しい
甘過ぎず丁度いい
夢中で食べていると
｢すいまへんお兄はん｣
貴女｢お？｣
｢やっぱえぇお顔してはりますねぇ
お兄はん役者さんどすか？｣
貴女｢役者？俺は今日からここの治安を守る事になった鷹海だ｣
｢あら。浪士はんなん？｣
貴女｢あぁ｣
私は今とても綺麗な女の人に話し掛けられている
｢勿体ないわ。そんなえぇお顔ならさぞ恋文とか貰うんどすやろ？｣
貴女｢まぁな｣
｢今度ウチも送ってえぇでしょうか？｣
貴女｢あぁ…｣
だから同性に興味ないぞー私は
｢ウチ、そこで芸子やっとるんどす
今度来てくださいな｣
貴女｢…考えておく｣
｢それじゃ｣
島原の芸子さんか
島原でも名を広めておいた方がいい…のか？
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暁月(プロフ) - 飛鳥さん» 御指摘ありがとうございます！ (2016年4月10日 9時) (
レス) id: 8f49b61306 (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥 - 老害じゃなくて労咳ですよ〜(*^^*) (2016年4月9日 23時) (レス) id: 3701746fb2 (このIDを非表示/違反報告)
暁月(プロフ) - まっつんさん» コメントありがとうございます。返信遅れてすみませんm(_ _)m。確かに私もボコボコにしちゃいます笑 (2016年4月8日 17時) (レス) id: 8f49b61306 (このIDを非表示/違反報告)
まっつん - 主人公のお父様の弟、私だったらボコボコにしますね^^ (2015年10月23日 16時) (レス) id: 179b97f76b (このIDを非表示/違反報告)
暁月(プロフ) - 藍さん» 確かにそうですね！ (2015年9月26日 10時) (レス) id: a787618f2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁月 | 作成日時：2015年9月12日 0時
