石田散薬 ページ4
稽古がない日
私は外を歩いて探索することに
私は町では結構噂になっていた
団子屋で一休みしていた時
｢貴方、美鈴さん？｣
貴女｢？？｣
｢あら。綺麗な顔立ちしてること｣
貴女｢何か用か｣
｢美鈴Aさん。ですよね？｣
貴女｢あぁ｣
2人組の奥様方に話しかけられた
｢試衛館の館長さんやってるんですって？｣
｢こんな若いのに凄いねぇ｣
貴女｢いや。俺は別に｣
｢今度、うちの子供そっちにお邪魔になるけど大丈夫かな？｣
貴女｢何時でも｣
こんな時なんて応えればいいのやら
全く口下手が嫌になるよ…
奥様方と話して探索の続きをしていた時
同い年ぐらいの男の人が背中に大きな箱を抱えて歩いていた
すれ違いざまに｢石田散薬｣と聞こえた
薬売りか？
石田散薬…聞いたことないな←
まだまだ勉学が足りないか
ｶｼｬﾝｯと音がした
貴女｢何だ…？髪飾り？｣
とても綺麗な髪飾り
もしかしてあの人が落としていっちゃったのかな
貴女｢おい｣
｢何だ｣
石田散薬を売っている人に話しかけた
思いの外顔が整っていたから驚いてしまい、暫し顔を見つめてしまった
｢…何か用があんのか？俺は忙しいんだ｣
貴女｢あっ。悪りい
あんたコレ落とさなかったか？｣
｢！！それを何処で｣
焦りながらそう訪ねてくる石田散薬売りの人
貴女｢ついさっき。そこで落としたみてぇだぞ｣
｢そうか。助かった｣
貴女｢おう｣
｢お前見かけない顔だけど｣
貴女｢あー。試衛館で館長してる美鈴Aだ｣
｢お前が！？｣
貴女｢何だ？｣
｢美鈴って…女かと思ってた
噂では絶世の美女ってなってるぞお前｣
貴女｢何だそれ。美鈴は男だって言っとけ｣
｢知るか｣
貴女｢あんたは？｣
｢土方歳三だ｣
貴女｢土方か
まぁこれも何かの縁だ。宜しくな｣
土方｢あぁ｣
土方はそう言うとくるりと回って歩いていった
日に日に新しい人と会える
とっても楽しい
女子は居ないのかな？
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暁月(プロフ) - 飛鳥さん» 御指摘ありがとうございます！ (2016年4月10日 9時) (
レス) id: 8f49b61306 (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥 - 老害じゃなくて労咳ですよ〜(*^^*) (2016年4月9日 23時) (レス) id: 3701746fb2 (このIDを非表示/違反報告)
暁月(プロフ) - まっつんさん» コメントありがとうございます。返信遅れてすみませんm(_ _)m。確かに私もボコボコにしちゃいます笑 (2016年4月8日 17時) (レス) id: 8f49b61306 (このIDを非表示/違反報告)
まっつん - 主人公のお父様の弟、私だったらボコボコにしますね^^ (2015年10月23日 16時) (レス) id: 179b97f76b (このIDを非表示/違反報告)
暁月(プロフ) - 藍さん» 確かにそうですね！ (2015年9月26日 10時) (レス) id: a787618f2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁月 | 作成日時：2015年9月12日 0時
