妖精と虎の絆物語 2章【FAIRYTAIL】合作

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エスナside

今日はマリとのお出かけの日、私は待ち合わせの場所でマリを待っていた。


エスナ「…………遅い。」


いくら待ってもマリは来ない。いつもの事ではあるのだが、やっぱりこんなに待たされると気分は悪くなるもので………


今日のお出かけは交流会についての話し合い。実は交流会の一週間後くらいに小型通信用ラクリマで連絡を取ったのだ。





．





．





マリヤッホー!元気?交流会、楽しかったね!!


いきなり小型通信用ラクリマからそんな元気な声が聞こえてきたので私は内心、ちょっとびっくりしていた。


エスナそうだね、楽しかった!スティング達も、楽しかったって。


あの交流会は、スティングもギルドのメンバーも……もちろん私も楽しめた最高の交流会だった。


マリ私達の方もみんな、楽しかったって!! でね、相談なんだけど。


マリの事だ、またやろうと言うのだろう。私はそれを想像してくすくすと笑った。絶対に目が輝いてるんだろうな〜とか。


マリ交流会、またやってみない?今度会ったときにまた、作戦会議して!


作戦会議？と私はつっこみたくなったが長くなりそうなのでやめた。そして、返答が私の予想と同じだったことに私は再び笑った。


エスナふぅ〜ん。いいんじゃない?結構高評価だったし。


しかし、何とか平然を装って答えた。小型通信用ラクリマから少し笑い声が聞こえたのはなぞだが。


マリやったーー!!いつ会える!??私、いつでもいいよ!!!


と、喜ぶ声が聞こえた。うーん………私もいつでもいいかな。再来週以外なら。


すると、マリが叫ぶ声が聞こえた。こちらへの声ではないと思ったので無視したが。


スティング「ねぇ、今の誰の叫び声？」


ユキノ「誰のでしょうか………」


エスナ「ごめん、マリの。今連絡とってるんだ」


意外にもマリの叫び声は大きく、ギルドのあちこちに聞こえていたらしい。

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