第漆拾参夜・「改めて」 ページ32
アルバの話によると、
アルバを国の中心人物とし、帰ってきた三十人の民と一緒に
エテルノ王国を再建立したという。
そして初めは三十人の民と、アルバで結成されたエテルノ王国だったが、
日が経つにつれ、その数少ない民たちで結婚をし、出産をし、
民を増やしていき、またその民たちが結婚をし、出産をし･･･と繰り返していくと
やがて何千人という数がエテルノ王国の民となったらしい。
その何千人という数の民は戦争を仕掛けられても負けないよう、
日に日に努力をし、今では三本の指に入るような強い国と化したそう。
「･･･もう一度改めて、こちらからも名乗ります。
煌帝国と対立するのは、
エテルノ王国。
戦利品は･････
A様。
いかがでしょう?」
にこりと微笑み、紅炎さんに向かってそう言うアルバ。
「では、こちらももう一度改めて名乗ろう。
エテルノ王国と対立するのは、
煌帝国。
戦利品は、
エテルノ王国の領土」
無表情のまま淡々と言う紅炎さんと、にこにこと微笑みを絶やさないアルバの視線が
絡み合う。
ざわざわとざわめきを見せるエテルノ王国軍と煌帝国軍。
吹きつける風は漆黒色の髪を容赦なく乱す。
私はただ、呆然と二人の光景を見つめることしか出来なかった。
信じられなかったんだ。
「････分かった････!」
不意に紅覇がポツリと呟く。
紅覇の声に反応した紅玉が「何が分かりましたの?」と小首をかしげた。
「Aを開かずの間に閉じ込めた理由が」
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玲琉.(プロフ) - まーちゃんさん» こちらの方も読んでくれたんですか!?ありがとうございます!!番外編は区切りが悪いしよく分からないかもしれませんがこれ一つでendです。曖昧な、よくわからない感じにしたかったので。第参章もお付き合いよろしくお願いします! (2014年6月10日 19時) (
レス) id: 7d3c1dd707 (このIDを非表示/違反報告)
まーちゃん - おおおお！番外編も面白そうな・・・！！ (2014年6月10日 18時) (レス) id: 90194117f4 (このIDを非表示/違反報告)
紅凛檎(プロフ) - 玲琉.さん» うんっ！元気だったよー！！玲ちゃんもがんばれー！！応援有り難う* (2014年5月11日 8時) (レス) id: 66a5babc27 (このIDを非表示/違反報告)
玲琉.(プロフ) - 紅凛檎さん» 久しぶり!!!元気だった!?会いたかったよー!!*。うんうん!!またお喋りしよう!! 気がついたらもう第参章だよー作者もびっくりだよー←凄く気になるなんて、有難う♪これからも頑張るね!紅凛ちゃんも頑張って! (2014年5月3日 11時) (レス) id: 7d3c1dd707 (このIDを非表示/違反報告)
紅凛檎(プロフ) - 玲ちゃん、お久しぶりです！(´∀`*) 忙しくて中々来れなかったよ〜;また、お喋りしようね♪ 気がついたらもう第参章!？わぁお!早いなぁ!第参章の予告を、見て凄く気になるよ〜！これからも、頑張って！！ (2014年5月3日 10時) (レス) id: 66a5babc27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲琉. | 作成日時：2014年3月20日 22時
