第伍拾玖夜・「猫耳メイドさん」 ページ18
白龍だった。
「白龍とポッ●ーゲームとか意味わかんないんだけど・・・
しかもポッ●ーより短いじゃか●こでやらなきゃいけないしぃ・・・難易度高すぎ」
紅覇は白龍の目の前に移動し、何とも言えない凄く不機嫌そうな顔で白龍を睨んでいた。
白龍も白龍で呆れたような顔をしていた。
「喋ってないで早く済ませますよ・・・それとも誤って俺とキスしたいんですか?」
「そんなわけない!!!!・・・・は、はやく、やろう・・・?」
「全く・・・せっかちですねぇ・・・」
「その返答おかしくない!?」
前フリはこんな感じで。
じゃが●こでのポッ●ーゲームは無事終了した。
――続いて第三回戦。
王様はまたもや紅玉で。
紅玉は「一番が猫耳付きメイド服着用してくださる?」という命令を下した。
そして一番が―――
「ちょっと待って!!!僕が猫耳付きメイド服着用ってどういうこと?!
しかもAの前でとか・・・! もうやだ恥ずかしいよぉ・・・・」
紅覇だったらしい。
紅玉はいつになく不敵な笑みを浮かべながら、
空き部屋にある黒色のクローゼットの中から猫耳カチューシャとメイド服を取り出した。
その服を紅覇に渡して待つこと約三分。
空き部屋から出て着替えていた紅覇が帰ってきた。
その姿は―――恐ろしい程に可愛らしくて。
黒色と白色で彩られたボリュームのある沢山のフリルがついているメイド服と
紅覇の綺麗な紅色の髪によく合う黒色の猫耳。
「も・・・ぉ、着替えたいよ・・・!」
紅覇は顔を真っ赤にさせて恥ずかしげに、半泣きのうるうるとした目で紅玉を見る。
しかし紅玉は「このゲームが終わるまでそのままでいてちょうだい!」と言って
紅覇が着替えることを許さなかった。
それどころか紅玉はもう一つ注文をつけた。
その注文とは・・・
「お・・・おかえりなしゃっ・・・あ、かんじゃったぁ・・・
お帰りなさいませ・・・ご主人さま・・・・!」
というセリフを言うこと。
何この子可愛すぎる。
紅覇はこのセリフを言ったあと、「黒歴史だ・・・ああもう最悪・・・」と顔を両手で覆いながら
呟いていた。
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玲琉.(プロフ) - まーちゃんさん» こちらの方も読んでくれたんですか!?ありがとうございます!!番外編は区切りが悪いしよく分からないかもしれませんがこれ一つでendです。曖昧な、よくわからない感じにしたかったので。第参章もお付き合いよろしくお願いします! (2014年6月10日 19時) (レス) id: 7d3c1dd707 (このIDを非表示/違反報告)
まーちゃん - おおおお!番外編も面白そうな・・・!! (2014年6月10日 18時) (レス) id: 90194117f4 (このIDを非表示/違反報告)
紅凛檎(プロフ) - 玲琉.さん» うんっ!元気だったよー!!玲ちゃんもがんばれー!!応援有り難う* (2014年5月11日 8時) (レス) id: 66a5babc27 (このIDを非表示/違反報告)
玲琉.(プロフ) - 紅凛檎さん» 久しぶり!!!元気だった!?会いたかったよー!!*。うんうん!!またお喋りしよう!! 気がついたらもう第参章だよー作者もびっくりだよー←凄く気になるなんて、有難う♪これからも頑張るね!紅凛ちゃんも頑張って! (2014年5月3日 11時) (レス) id: 7d3c1dd707 (このIDを非表示/違反報告)
紅凛檎(プロフ) - 玲ちゃん、お久しぶりです!(´∀`*) 忙しくて中々来れなかったよ〜;また、お喋りしようね♪ 気がついたらもう第参章!?わぁお!早いなぁ!第参章の予告を、見て凄く気になるよ〜!これからも、頑張って!! (2014年5月3日 10時) (レス) id: 66a5babc27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:玲琉. | 作成日時:2014年3月20日 22時