検索窓
今日:6 hit、昨日:9 hit、合計:117,351 hit

少年達の過去 ページ20

「何じゃA…卒業試験は上手くいったか?」


ヒルゼンは書類から目を離した。


「単刀直入に聞きます。ナルトについて隠していることを教えてください。」


「気づかれてしまったか…なら言うより他あるまい。ナルトには人柱力として里を襲った九尾の妖狐が封印されている。」



「…そんな!じゃあそれを取り出すことは!?」



「それは不可能だのう…。死んだナルトの両親はナルトを英雄としてみて貰いたがった。じゃが、今では逆に人々の恨みの捌け口となってしまっているという訳だ。」


いつも明るいナルトの、過酷な真実が私の心に重くのしかかってきた。



あの笑顔の、イタズラの一つ一つの裏側に隠されていた苦悩が見えた気がした。



「もう一つ、お主の興味がありそうなことがある。サスケのことじゃが、聞くか?」



「?サスケにも何かあるんですか…?」



「サスケは、」



_____一族を兄に抹殺されている。





今度は私が蒼白になる番だった。



自分が、これでもかと言う程目を見開いているのが分かる。



サスケは里一番のエリートであるうちは一族として産まれたらしい。



だが、サスケの兄がある日一族全員を皆殺しにし、残ったのはサスケだけだった。


だからサスケは強さを求めるんだ。



家族を殺した自分の兄に復讐する為に。



これはあまりにも衝撃的だった。

四人班→←階級社会



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (129 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
261人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Caesar(プロフ) - マスラさん» コメントありがとうございます!なかなか更新出来ないのですが応援してくださる方がいると思うととても嬉しいです! (2018年11月6日 18時) (レス) id: 0b14e887c8 (このIDを非表示/違反報告)
マスラ - とても面白いです!続き楽しみにしています。お忙しいとわ思いますが、更新頑張ってください!(*^_^*) (2018年11月6日 16時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
Caesar(プロフ) - ありがとうございます!!学生なのであれこれ大変ですが更新がんばります! (2018年9月10日 7時) (レス) id: 0b14e887c8 (このIDを非表示/違反報告)
ブラピ - 小説とても面白くて大好きです!更新頑張って下さい! (2018年9月10日 3時) (レス) id: e896eb0a17 (このIDを非表示/違反報告)
Caesar(プロフ) - 深雪さん» コメントありがとうございます!!この所旅行に行ってて更新出来ませんでした。すいません!!頑張って進めるようにしますね! (2018年8月18日 19時) (レス) id: 0b14e887c8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:julius | 作成日時:2018年1月1日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。