３５６話 ページ22
ウィッグを取って絵麻の前に立つと
絵麻「由依さんが…マリアお姉ちゃん…だったんだね」
マリア「っ！……私の事、わかるの？」
絵麻「うんっ！その綺麗な金髪はマリアお姉ちゃんの色だもん！
それにお姉ちゃんと私とマリアお姉ちゃん、３人でよく遊びに行ったり、一緒に寝たり、っ」
絵麻が喋ってるのも気にせずマリアは…
ギュッ…
マリア「ありがとうっ…覚えててくれてっ」
絵麻「気づけなくて、ごめんね、あんなに大事にしてくれてたのに…」
マリア「ううんっ！いいの、覚えててくれただけで嬉しい」
絵麻「うん」
(人2)「…私たち３人の思い出はもう１０年以上も前なんだから、簡単に忘れないよ」
マリア「そうだね〜、ちぃちゃんもこんなに可愛くなってね♪」
絵麻「そ、そんなこと／／／」
(人2)「ふふっ あっそうだ、ねぇ、クリスマスにあげたリング今ある？」
絵麻「うん」
ケータイのチェーンに下げてあり…
(人2)「その彫ってある英語の意味わかる？」
絵麻「You are our precious.…？」
(人2)「…あなたは私の宝物……」
絵麻「っ……そっか…私はこんなにお姉ちゃんに思われていたんだ…」
(人2)「そうよ？私はちぃが大好き、とっても大切な存在」
マリア「もちろん私にとってもね？」
絵麻「……うんっ！」
(人2)「もう遅くなっちゃったわね…そろそろおやすみ？」
絵麻「うん」
絵麻は階段を上がっていき、みんなに挨拶をしてエレベーターに乗っていった…
(人2)「…ふぅ…よかった……」
マリア「(人2)ちゃん！？」
私は力尽きたように地べたに座り込んだ
(人2)「ごめん、安心したら力抜けちゃった」
翠「んじゃ、そろそろ俺らも家に帰るか」
大翔「そうだな」
真守「(人2)ちゃんを休ませないとね」
そう言いながら座り込んだ私のもとに来て…
翠「よっと…さっ、帰るぞ」
(人2)「うん…ごめん、ちょっと…休ませて…」
私は眠気に負け、翠にお姫様抱っこされたまま瞳を閉じた…
マリア「それでは皆さん、お邪魔しました」
そうして私たちは家に帰った
そして時は経ち…夏…
私たち、アリスは…
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Saya(プロフ) - フェリーナさん» またまたご指摘ありがとうございます！助かります！ (2015年8月11日 14時) (
レス) id: b16ea18b5b (このIDを非表示/違反報告)
フェリーナ(プロフ) - 366話の最後の『すでに芸能界すでにバンド』になっています。私的には『すでに芸能界でバンド』だとおもいます！！ (2015年8月11日 14時) (レス) id: 5a22b25029 (このIDを非表示/違反報告)
ちなつ - 361話で『想像フォレスト』の所が所々変だよ〜 (2014年11月17日 10時) (レス) id: 8007669735 (このIDを非表示/違反報告)
ちなつ - 359話で『風』なのに『風邪』って書いてあるよ〜 (2014年11月17日 10時) (レス) id: 8007669735 (このIDを非表示/違反報告)
キラル(プロフ) - ミレナリオ！サイコーです。←個人的にw!応援してるのでガンバってください (2014年11月2日 21時) (レス) id: bcc5f45483 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2014年6月26日 15時
