29心配 ページ29
ベッドに顔を埋めて頑張って冷静になろうとしたけどダメみたい…
時間がたつ度思い出して
顔がどんどん熱くなる…
・
私たちはいま病院にいる。
なぜかと言うと、
数十分前…
夢「え!?病院ですか?
いいですよ!?もう熱もだいぶ下がったので…」
北斗「ダメだ。熱が39度以上までいったんだぞ?
咳もでてる。タクシー呼んでやるから、行くぞ。」
…ということだ。
そしていろいろ検査を受けた。
もう治ったんだけどなあ…と思いつつ、
まだ、微熱だから結構辛いのだけれど…
そして何故か耳の検査や目の検査も受けた…
診察の時。
先生「熱が39度まで上がったの?
うわあ、辛かったでしょ?
いろいろ検査を受けたところ、
なんにもなかったから…
きっとストレスだね…
けど、下がったとはいえ、
来てくれて本当によかったよ。
下がったからって油断してて後遺症で
耳が聞こえなくなったり、目の視力が落ちたりすることがあるから。
検査のところ、その心配はないね…」
北斗さんはそれを聞いてほっとしていた。
きっとその事が心配で病院へ連れてってくれたのだ。
そして、それほど心配かけていたのだと、とても申し訳なくなった。
終わったあと、
夢「あの…昨日からありがとうございました…」
北斗「気にしなくていい、俺が勝手にやったことだ。」
と、嫌な顔ひとつもせず言ってくれた。
少しほっとしたけど、これ以上迷惑かけちゃダメだ。
そう思ってしまった。
・
家に帰って、北斗さんは温かいうどんを作ってくれた。
いや、作れるんだ!っとびっくりしたけど
「おばあちゃんがよくかぜひいたときに作ってくれた」と言って、誇らしげに作っていて可愛いなと思った。
食べ終わったあと、北斗さんが話があるって言った。
北斗「お前、なんでもっと早く俺に電話しなかったんだ?」
少し怖かった。
北斗「そんなに俺は頼りないか?」
夢「いや……急にかけたら迷惑だと思いまして…」
北斗「何のための携帯電話だと思っているんだ。
はあ、たくっ。たしかに出れない時もあるが、
出れる時だってある。今回は途中で仕事を抜けることだって出来た。
とにかく、困ったらすぐに電話しろ!」
夢「わっわかりました。」
北斗「帰ってきたら、倒れててびっくりしたんだぞ?
もっと頼ってくれ…」
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蒼穹(プロフ) - ドーナツさん» コメントありがとうございます!そんな…もう勿体ない言葉をありがとうございます…!少しでも北斗さん推しの方を癒せるような小説にしたいので、そう言って貰えて嬉しいです!!!これからも頑張ります!! (2018年5月14日 22時) (レス) id: eb735c49c8 (このIDを非表示/違反報告)
ドーナツ(プロフ) - 最高!最高すぎます…!北斗推しにはたまりません…!前からずっと読ませて頂いてます!これからも頑張って下さい! (2018年5月14日 22時) (レス) id: d36425fd5b (このIDを非表示/違反報告)
蒼穹(プロフ) - ほたるさん» 前の作品も読んでいらしたんですか!?あああああ!ありがとうございます!この作品も引き続き読んでいただき、とても嬉しいです!!はい!!これからも赤面して頂けるように頑張ります!!!! (2018年4月12日 22時) (レス) id: eb735c49c8 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる - 前の作品も読んでました!続編が出てすごく嬉しいです!!!恥ずかしながら赤面しまくってます。これからも頑張ってください!! (2018年4月12日 21時) (レス) id: 55e72a0bed (このIDを非表示/違反報告)
蒼穹(プロフ) - キャンドルさん» コメントありがとうございます!そう言って貰えてとても嬉しいです。毎日の癒しとは…!!!!!あああ少し恥ずかしいです。これからも頑張ります! (2018年4月4日 12時) (レス) id: eb735c49c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼穹 | 作成日時:2018年3月22日 1時