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多分私の声は凍りついていたんだと思う。
場の空気が今は夏なのに一瞬で冬のようになる。
「誤ったからいいって、どういうこと？
部活に遅れたくないのはみんな同じでしよ？
何なのお前。本気で最低だね。」
そいつも私の言葉にカチンときたらしい。
何か言葉を返そうとしたのだろう。
そいつが口を開いた時だった。
ーー「おい、黄瀬お前何やってんだよ」
少し低めの声に、口をつぐむ。
「あー、青峰っち！」
そいつが青峰と呼ぶ少年が、周りの
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続く
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作者名：あやtrumpet | 作成日時：2016年5月23日 2時
