家族*一人 ページ3
モルジアナside
ー………モルジアナ…愛してるわ……ー
ー………本当に可愛い私の娘…モルジアナ……ー
モルジアナ「っ!?」
私は目を覚ました…嗚呼またあの声だわ、最近よく聞く…声
アリババ「モルジアナ!やっと起きたな…って、顔色悪いぞ!!」
向こうで剣を磨いていたアリババさんが、私に声をかけてきた
モルジアナ「…いえなんでもありません、顔を洗ってきます」
私はアリババさんにそう言い、顔を洗いに行った
夢の中で聞くあの声は……とても落ち着くし、懐かしい感じもする
でも顔は出てこない…一体誰のかしら
モルジアナ「………夢の中の貴女は…一体…誰なのですか?」
私は綺麗な青い空に向かって、静かにそう呟いた
マスルール「モルジアナ、修行するぞ…大丈夫か?」モルジアナ「え?」
顔を洗い終わったときマスルールさんが来た、そしてマスルールさんも心配の言葉をかけた
モルジアナ「大丈夫です、行きましょう」
マスルールさんは納得のいかない顔をしたけど、何も言わず私の先を歩いた
…夢の中の貴女を私は知りません、でも懐かしく感じて好きです
もし貴女が夢の中じゃなく…現実にいるのでしたら
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モルジアナ「会いたいです……」
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