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#5 ページ6

実渕side




「ちょ!小太郎!何であんな事言ったのよ!」





「えー?ダメだった?だってAちゃんちょー美人じゃん!」




確かに、あの子が美人なのは認めるけど…





だって、あの子が来たら…





『みっちゃーーーん!!!』



とか



『すごいすごい!!』




とか、体育館じゅうに響き渡りそうじゃない。




「大丈夫っしょ!なんかあったら俺が言うし!な!」




何処にそんな根拠あんのよ。このバカは。





「はぁ、こんなにも放課後が来て欲しくないのは、初めてだわ」




「レオ姉?何言ってんだよ!もう放課後だぞ」




え!嘘でしょ!




「ちょ!なんで言ってくれなかったのよ!」




てか、ずっと教科書開いてたの?!私!




「早く言ってよ!」




「見てておもしれーもん!早くいこーぜ」





そう言ってキラッと光る八重歯を見せて微笑んでいる小太郎はただの、意地悪小僧にしか見えなかった。



重い足取りを動かせながらやっと体育館に来た。




でも、まだ彼女は来てなかった。




隣居た小太郎もすぐに気づいた




「あれー?まだ来てないのかー」




その時、主将が来て場の雰囲気は凍りつく




「おい、お前ら何をしている。もうアップ始めるぞ」





「なぁ、なぉレオ姉。赤司って1年だろ?Aちゃんの事知ってるかもよ!聞いてみたら?」





こいつバカなの?一瞬で場を凍りつくのよ?もっと凍りついてどうすんのよ!




「レオ姉が言わないなら俺が言ってやるぜ!」




そう言って小太郎は征ちゃんに話しかけていった。





本当、小太郎何考えてんのよ。



このままじゃ、小太郎の身の危険も感じるし一緒についていった。




「なぁなぁ!赤司!1年に横山Aちゃんって子いるだろう?」




笑顔の小太郎に、睨みつける征ちゃん。





あぁ、神様。なんて恐ろしいのでしょうか。




「……同じクラスだから知ってるが、今はそんな事必要なのか?」





「……いや、何もない!センキューな!」




小太郎…完敗ね笑




「何してる。早く着替えてこい」




「「はい!」」




やっぱり征ちゃん。怖いけどイケメンだわ





着替えて体育館に戻ると





「げっ」





そこには彼女がいた。




体操服で

#6→←#4



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設定タグ:黒子のバスケ , 実渕玲央 , 葉山小太郎/赤司征十郎   
作品ジャンル:恋愛
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あん(プロフ) - うたプリ大好き?さん» すいません!なかなか更新出来ずに申し訳ないです。完結は必ずします!! (2021年6月5日 21時) (レス) id: c8edf82a1a (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2021年6月5日 19時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - ゆなさん» ありがとうございます!!!なかなか更新出来ずにいてごめんなさい!自分のペースで少しずつですが更新出来たらいいなって思ってるんで、また楽しみに待ってください!私も頑張ります!! (2021年4月27日 0時) (レス) id: 6857ec3cf5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - お忙しい中更新していただいたこと凄く嬉しいです!これからも自分のペースで頑張ってください!応援しています! (2021年4月26日 16時) (レス) id: d6ecc7e628 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き楽しみにしています! (2020年9月7日 15時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あんさん | 作成日時:2018年9月27日 23時

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