#18 ページ19
コタ先輩にブレザーを渡してあの場から私はすぐに逃げた。
私、何かしたかな?何かしたのなら謝りたい。けど…思いつかない。
そう言えば、突進してくるの注意されてたのにやめなかったからかな…
自業自得ってやつかな…
「Aちゃん!!」
名前を呼ばれ、肩を掴まれた。振り向くと息を切らしてるコタ先輩がいた。
なん…で…コタ先輩が…
「レオ姉からさっき聞いた」
今はその名前聞きたくない…涙が出てしまう。けどもう遅くて
「うぅ、わた…し、何か…しっ…たので…しょ…か…」
「Aちゃんは何もしてない」
じぁ、とうしてあんな冷たい目で見られたのかな
「俺にも分からないんだ…レオ姉は理由もなきゃあんな事しないやつなんだけど」
じぁ、やっぱり理由があるんじゃ…
「嫌われ…ちゃった…」
「大丈夫。俺がいるぞ」
コタ先輩は私が落ち着くまで一緒にいてくれた。
「落ち着いたか?よし!今日はもう遅いし寮まで送っててやるよ!」
あ、そ言えば私寮から真反対な方向へ走っていたんだ
「ごめんなさい。いつもコタ先輩に迷惑かけて、あの時も…」
「何言っててるんだ?別に迷惑だとおもってねーよ!」
私これからどうしよう。みっちゃんいや…実渕先輩の方がいいのかな
それに、もう突進はやめよう。
「Aちゃん、変な事考えてるの?AちゃんはAちゃんらしくしててよ。俺Aちゃんのそーゆうところ好きなんだよね」
コタ先輩は少し照れながら言った。コタ先輩って凄い優しいし、間近で見れば普通にカッコいい方だと思う。どうしてモテないのかな?
「あ、Aちゃん今凄い失礼な事考えてたでしょ」
図星だったため、上手く言葉が出でこなかった。
「こら!今失礼な事考えてただろ!」
コタ先輩は私のぽっぺを摘んでいった
「ごめんなひゃい。こめんなひゃい。」
コタ先輩は暗い私を元気づけようとしてくれる。
素直に嬉しいのに。全然笑顔を作れない。
申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
「あーあー、もう寮についちゃったよー」
あ、本当だ。この前といあ今日といいいっぱいコタ先輩に迷惑かけた
「あ、あのコタ先輩。今日はありがとうございました。」
「おうよ!また俺に頼ってな!」
そう言って頭をくしゃくしゃとされた。
コタ先輩の手って意外に大きいだな。
コタ先輩と別れて、1人になった。
明日から私どーしたらいいんだろう。
240人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あん(プロフ) - うたプリ大好き?さん» すいません!なかなか更新出来ずに申し訳ないです。完結は必ずします!! (2021年6月5日 21時) (レス) id: c8edf82a1a (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2021年6月5日 19時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - ゆなさん» ありがとうございます!!!なかなか更新出来ずにいてごめんなさい!自分のペースで少しずつですが更新出来たらいいなって思ってるんで、また楽しみに待ってください!私も頑張ります!! (2021年4月27日 0時) (レス) id: 6857ec3cf5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - お忙しい中更新していただいたこと凄く嬉しいです!これからも自分のペースで頑張ってください!応援しています! (2021年4月26日 16時) (レス) id: d6ecc7e628 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き楽しみにしています! (2020年9月7日 15時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あんさん | 作成日時:2018年9月27日 23時