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日替わりケーキとプリンアラモード ページ3

「…司ちゃん、注文は決まった?」

「すみません、お時間を取らせてしまって…」


いま、目の前にはKnightsの朱桜司と鳴上嵐がいる。


そして、注文に時間がかかっておりこの2人の綺麗な顔をかれこれ十数分間見ている。



「ごめんなさいねぇ、さっきまではパフェが食べたいって言ってたんだけど…」


申し訳なさそうに頬に手を添える鳴上。


いいんですいいんです。

無料であなたたちの綺麗な顔を見れているんですから。



「…こちらのcake、今日はどういったものが…?」



朱桜にメニューをずいと見せられた。

彼が指さす先には、"日替わりケーキ"の文字。


『本日はブドウのケーキを提供させて頂いております』

「grape…!決めました。私は"日替わりcake"にします!」

「私はプリンアラモードでお願いするわね」



やっと注文を承り、厨房に注文を通す。


さて、騎士達は普段どんな会話をしているのだろう




「なんだかドキドキしちゃうわねぇ?泉ちゃんに内緒でスイーツなんて。」

「sweetsを食べにcafeに来るなんて、今度のinterviewのテーマにピッタリではないですか!これもお仕事の一環です」

「"Knightsとカフェデート"だったかしら?もしかしたらまた撮影でスイーツがでるかもしれないわね」

「先日の撮影でも小道具として使ったcookieを皆で食べましたね!とてもdeliciousなcookieでした」



雑誌撮影、か。

そんな会話を聞くと、彼らがアイドルなのだと実感する。



「あの時の泉ちゃんの顔、いま思い出しても笑えるわァ」

「すごい顔をしていましたね…恐ろしかったです。」

「仕事だから、って言い張ってクッキーを頬張る司ちゃんもなかなかだったわよ?」

「自分が使った小道具ですから!きちんと責任をもって美味しくいただきました」

「もう…司ちゃんったら、ほんとに甘いものに目がないんだから」



騎士たちはうちが提供するただのレモン水で喉を潤しつつ、会話に花を咲かせている。

───.→←───.



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んぺ(プロフ) - yukiさん» そう言って貰えて嬉しいです!! (2022年9月23日 20時) (レス) id: 0d030e106e (このIDを非表示/違反報告)
んぺ(プロフ) - 水無月のぞみさん» ありがとうございます!亀更新ですが、良ければこれからもお付き合い下さい (2022年9月23日 20時) (レス) id: 0d030e106e (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - とても七種がかわいかったです続きも楽しみです (2022年9月23日 17時) (レス) @page10 id: 17169564a0 (このIDを非表示/違反報告)
水無月のぞみ - 和みました。これからも更新頑張ってくださいね! (2022年9月5日 7時) (レス) id: 737353e60f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:んぺ | 作成日時:2022年7月9日 23時

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