第２４話 ページ26
「的だぁ･･･？なんの的になれっちゅうんじゃ･･･！」
的って言ったら射撃の的か？それ以外に何があるかな
『おいおい、この部屋でクールな武器をくれてやっただろ？』
「リボルバー･･･だよね？」
「り･･･リボルバーの的になれって言うんかじゃ！？」
Qタロウは動揺しているようだ
「それで？そのルールってのはなんだい？もちろん、死なずに済む方法があるんだろうね」
落ち着いた様子でケイジはアルジーに尋ねた
『はっはっは！当然だ！ただ死ぬ仕掛けなんてユニークじゃねーだろ？』
少なくとも必ず誰かが死ななければならないゲームではないらしい
俺たちはルールを聞くためにアルジーの次の言葉を待った
『けどなぁ･･･まずはチャレンジャーを誰にするか決めてもらわないといけねぇ』
「内容も知らずに撃つ野郎を決めろって言うんかじゃ！んなもん、誰が的になるっつうんじゃ！」
「チャレンジャーは安全なのか？」
ジョーはアルジーに尋ねた。撃つだけなら少なくとも身体は安全だろうな
『おう！スリルを味わえるのは的だけだ！残念だったな！』
「そうなんだ･･･じゃあ最年少のジョーがチャレンジャーでいいっしょ」
「お、俺！？」
俺が指名するとジョーは驚いたように自分を指さした
それに突っかかるようにQタロウが止めた
「ふ･･･ふざけんが･･･！勝手に決められっちょ良いわけねーだろ！」
「流石に高校生に銃を撃たせるのはいかがなものでしょうか･･･」
カイも反論する。俺にも俺なりの考えっていうかあるんだけどなぁ
「だって未来ある少年をこんなところで死なすわけにはいかんでしょ」
「俺らの命がかかってるんじゃ！そんな程度で決められるか！」
ジョーは鉄格子の先のサラに助けを求めている
「なぁサラ･･･俺が撃っていいと思う？」
「正直、ジョーには荷が重そうだ･･･」
「だよなぁ･･･」
あっ、とジョーは何かをひらめいたようにこちらを振り返った
「サラに決めてもらいましょうよ！サラが選んだ人ならきっと大丈夫ですって！」
「な･･･！ジョー！何を勝手なことを！」
「おまわりさんは賛成だなー。サラちゃんは頭が切れる」
「そ、そういわれても･･･」
サラは困ったように悩んでいたが、一人の人物を指さした
「ジンさんがいいと思います」
「はぁぁああ！？俺！？」
「うーん、ジンくん？本当に大丈夫かな」
大丈夫じゃない、本当にありがとうございました
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蓮花(プロフ) - 腐ころさん» コメントありがとうございます。名前は入力してもしなくても作品自体は読めるので気にしていなかったのですが･･･。書いた方がいいですかね、気を付けます。 (2020年2月7日 14時) (
レス) id: 7073e93aa0 (このIDを非表示/違反報告)
腐ころ(プロフ) - すみません。おこがましいのですが、名前は固定と書いた方がよろしいのではないでしょうか？ですが物語としてはとても良いので頑張って下さいね！上から目線ですみません（´･ω･｀） (2020年2月6日 21時) (レス) id: 12e607f7fa (このIDを非表示/違反報告)
蓮花(プロフ) - ツキミさん» ありがとうございます。最初書いていたときはとんでもない奴でしたね。自分でも笑いました (2019年6月5日 15時) (レス) id: 45ac89d462 (このIDを非表示/違反報告)
ツキミ(プロフ) - モカを見捨てる主人公ww笑ってしまいました……すみません……。更新頑張ってください！応援してます。 (2019年6月4日 19時) (レス) id: fe6749e978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青薔薇 | 作成日時：2018年3月9日 14時
