【NARUTO】月下の紅時雨

第三の試験予選 ページ6

なんとか巻物を手にした3人は、
第三の試験へと駒を進めていた

第三の試験予選は一対一の個人戦


ﾊﾔﾃ
「計12回試合を行い、
勝った方が本選の出場権を得ます。
今回は23名なので、
ひとり二回試合を行ってもらう方が
でることになります。」

対戦相手はランダムに選ばれる

つまり、運も実力のうちということだ


ﾊﾔﾃ
「それでは、最初の対戦相手を発表します」

ーーーーーー
日向ヒナタVS日向ネジの試合が終わり、
第九試合はリサと、
そのチームメイトとの試合だ


ｶｶｼ
「あの娘か…」

ｶﾞｲ
「ああ、気を付けた方がいいな…」

ｻｸﾗ
「先生たち、なんの話？」

ｶｶｼ
「なんでもない。それより、始まるぞ」




先に仕掛けたのはリサだった

一目散に相手に向かい、

そしてそのまま、


…横を通りすぎていった


ﾅﾙﾄ
「あいつ、このままだと壁にぶつかるぞ！」


ﾁｰﾑﾒｲﾄA
「このまま自爆なんてさせねえよ！」


Aは慌てて後を追う

Aは足が早いらしく、どんどん差が縮まる


そして、壁にぶつかる直前




リサが振り返り、
Aに向かって拳を突きだした


A
(しまった！嵌められた！)

自身のスピードもあり、
止まれなかったAは、
すごい勢いで拳に突っ込み、
そのまま起き上がらなかった



ﾊﾔﾃ
「勝者、リサ」

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