そこに彼女がいた。【おそ松】 (ページ2)

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二話　彼女ページ2

おそ松side

おそ松「…」

「なっなんで泣いてるの?!」

涙を止めようとすると、余計出てきた。

おそ松「～っ!!」ｸﾞｽｯ

「泣かないで…」

心配させるつもりなんて無いし、かっこ悪い自分を見て欲しくない。

「…私、死んじゃったのかなぁ…」

そうだ。今一番辛くて、戸惑っているのはA、こいつなんだ。

Aは俺に背を向け、夜空を眺め涙を浮かべている

「おそ君、

「ゴニョｺﾞニョ～(多分英語)」

意味分かる？」

おそ松「わかんね。俺、バカだし。」

「自覚してたんだ。安心したよ。」

彼女は笑っている。

おそ松「うるせー。」

「…気まずいなァ、」

おそ松「あはは…」

「～♪」

静かな教室に鼻歌が響く。

「…ねぇ」

おそ松「ん？」

「カラ松君達は元気？」

おそ松「…」

「そりゃそうだよね。数時間前まで一緒に居たもんね。みんな。」

「チョロ松君にさ、借りてた本返さなきゃいけないのに」

「一松、十四松と一緒に猫と遊ぶ約束してたのに、」

「トッティとスタバ行くって約束したのに…」

「カラ松君の演劇見に行くって…」

泣いている。どうすればいい。いつも俺は…

おそ松「それなら、行けばよくない？」

「え？」

おそ松「カラ松の演劇なんて学校であるんだから見ればいい。」

おそ松「チョロ松の本も机において手紙でもつければいいだろ？」

おそ松「一松実は校舎裏で猫飼ってるんだぜ？十四松呼ぶよ～？」

おそ松「トド松には写真とか撮ってもらってさ、なぁ、そんな泣いたら、」

おそ松「俺安心して帰れないだろ？」

「ぅあぁあああああ…うぇええええええん!!」

おそ松「変な泣き方ｗ」

「おじょまづのばかぁ～!!」ｸﾞｽｯ

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主side

英語のところ気になると思うので解説です！

「おそ君、

「I like you. I want you to love me. 」

意味分かる？」

です。

意味:私はあなたが好きです。あなたに私を愛してほしい。

相当好きだったんですね！

おそ松は中高生なのに分からなかったんですね(笑)