アーヤの子供の前世がKZ男メンだった件

第2章 今世 2 ページ10

sideヒコ

アーヤは、落胆しながら自分の横に置いてあったミルク瓶を持って僕の口元に持っていった

僕はそれをくわえてミルクを飲んだ

僕がミルクを飲んでいる間もアーヤはため息を吐いていた

「また、飲んでくれなかったのか？」

父さんが入ってきた。

「うん…なんでなんだろう…
生まれたばかりの時は飲んでくれてたのに…」

「そういやぁタカやツバサ、ノブも途中から飲んでくれなかったっけ？」

え、そうなの！？

父さんがふと放った言葉に僕は目を丸くした

「そうね。なんでうちの子達はそうなのかなぁ」

やっぱり、あの3人も転生者なのかな？

僕がそう 疑いだしたのは
数週間前に長男のタカくんが1人子供部屋で何か硬い顔で何かを言っていたのを見たときから

それは、4歳児がするような顔じゃなかった。

次男のツバサくんやノブくんもそうだった。

不振に思って3人を観察してみると
アーヤや父さんである蒼河さん
や使用人お客さんの前では何処にでも居そうな
４歳児、３歳児なんだけど誰も居ない場所、子供部屋では
3人集まってとても、幼い子供には見えない表情や行動をする。
それがすごく怪しかった。
それに、3人から前世と言う言葉も聞こえた気がしたし…
だから、3人は転生者なんじゃないかってずっと疑ってる

その真偽は赤ん坊の僕はまだ3人に聞けない
僕が喋れるようになったら、絶対に聞くつもりでいる

まぁ、3人が聞き取れるかどうかが問題なんだけどね

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