【黒子のバスケ】・・・あれ?戦わないん?

第七話　バスケ？初めてだけど ページ9

「やるとか言っといてアレだけど・・・俺真面目にバスケやったことないや」

黄瀬「・・・へ？」

いやだってさ、もともと初心者なんだよ？
知識はあっても実際やらなきゃわかんないって
いや、確かにソウルイーターでやってたけどさ
あれほとんどフェイとボールの取り合いになってたから
・・・フェイと安心院大丈夫かなぁ

黄瀬「なんか遠い目し始めたっすね・・・」

「っとと、失敬。まぁルールはわかるからいいや。つまり黄瀬君からボールを取ればいいんだね」

黄瀬「さっきは意表を突かれたっすけど、二度取られるほど奇跡の世代は甘くないーーーっ!?」

黄瀬が一歩足を進める
そして、その一歩目が地面につくより早く
ボールゲット

「二度も、なんだっけ？」

フッフッフッ・・・遅い!遅いぞ人間!
その速度では殺せんせーを捕まえることのできる俺には追いつかないぞ！
・・・まぁ、冗談は置いといて

「とりあえず本気でボールとってみたけど・・・まずった？」

ぽかんとしているメンツ全員に話しかけると、どこからかピピッという笛の音が聞こえた

リコ「A、アウト」

「何故に!?」

卑怯な手は一切使ってないよ!?

リコ「罪状は・・・強すぎ」

「罪なのか!?強すぎることは罪なのか!?」

くそぅ、くそぅ

「弱くなってきてやらぁー!!」

・・・ぐすん




リコ「うわっ、消えた!?」

黄瀬「違うっすよ・・・走ったんっす」

黒子「・・・あんな不思議な捨て台詞吐く人初めて見ました」

火神「弱くなるって・・・」

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