【黒子のバスケ】・・・あれ?戦わないん?

第三話　マック?ちがったMJ ページ5

ミスディレクションという手段がある
正確には『Misdirection』。「観客の注意をそらす」という意味で、マジックショーでもよく使われてる
普通はトリックがばれないように、観客の注目を惹いてるんだけど
黒子はどうやら、それをバスケでやってるみたいだねー

「もともとない気配。それをさらにほかの場所に目線を移すことでさらに薄くしてる」

とはいえ俺には効かぬ
俺は気配と生命力で探知してるからなー
生きてる限りはわかるぜ

「っと」

ボールが来たので真似してポーンと
入った入った。いえーい






マック、じゃなくてMJです
夕飯なう

「ジャンクフードってすっごい久しぶりに食べたけどおいしいよね。とはいえサンジの飯には負ける。安心院にすら負ける」

あの子は料理がうまいのです

「そうは思わないかね?火神君や」

火神「うおっ!?テメェらどっから現れた!?」

黒子「もともと二人で話してたんですよ」

「そこに火神が我が物面して座ってきただけだよー」

ちなみに俺は気配を極端まで薄めてました
それこそ黒子なみに
おもしろいよねーこういう人の反応は

「ていうかそのハンバーガーの山って、全部食べんの?」

火神「・・・わるいかよ」

「うん。栄養が」

火神「余計なお世話だ」

好意で言ったのに

火神「・・・暁」

「A」

火神「・・・A、お前、なんであんなにシュート入るんだ?」

「え、逆になんで入らないの?」

キョトンてされました
え、なんで？

「あんなの角度とかそういうのを計算すれば一発で入るでしょ」

火神「け、けいさ・・・」

「正直人の動きも計算でとけるからなー」

黒子「・・・A君って意外と頭脳派なんですね」

「以外も何も元から頭脳派だけど」

まぁ感情的になったりはするけど

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