第七十二話 解決策?それならば ページ23
「マロンタルトのレシピ、図書館から借りてると思ってねー。先回りさせてもらったぜ」
トレイ「っ!・・・お前達か」
図書室
まぁ、いる理由は前記したとおり
エース「俺たち、やっぱ寮長のやり方に納得いかねーんだけど」
トレイ「・・・だろうな」
グリム「つーか、リドルよりオマエの方が年上なんだろ?びしっと怒ってやればいいんだゾ」
トレイ「必要があればそうするさ。でも・・・俺にはアイツを叱ることなんかできない」
エース「なんで!」
トレイ「リドルのすべては、厳しいルールの下で造られたものだからだ」
デュース「え・・・？」
「あー、まぁ大体わかった。ならなおさら周りがとやかく言わなきゃなんねーんじゃねーのそれ。放置したんだろ?」
トレイ「ならわかるだろう。リドルは厳しいルールで縛ることが相手のためになると思っている。そう育ったからだ。厳しいルールで縛られて、恐れで支配してこそ成長できると信じてるんだ」
「んで、ルールを破るのは絶対悪、と。自己否定に近いんだろうか」
多分だけど、親に色々厳しい生活されてたんじゃなかろーか
まぁそんなもんだと思ったけどな
トレイ「リドルに怒るのも、正しくないこともわかる。だけど、俺には・・・あいつを叱ることなんてできない」
・・・うん
「やっぱトレイ先輩も悪いやん」
エース「あぁ、オレもそう思った」
デュース/グリム/トレイ「えっ」
「親ってのは選べないもんよ。生き方も、序盤は選べない。ならそこはしょーがないとしよう。で？パイセンはどーなのさ」
エース「少なくともアンタは寮長の親が寮長にやってたことは間違ってるって思ってたんだろ?で、今の寮長も違うと思ってる。ならちゃんと言えよ。治してやれよ。可哀そうで同情して、甘やかしてどーすんの?」
デュース「お、おいエース、A」
「てかあれじゃん。一番リドルという個人を否定してるのがアンタだぜ」
エース「アイツが皆に嫌われて孤立していくのを黙ってみてるだけとか、首をはねられるのが怖くて黙ってるとか、ダッセェ。何が幼馴染だ。そんなんダチでもなんでもねーだろうが!」
クロウリー「コラ!君たち!図書館ではお静かに!」
うわびっくりした。これがシリアスクラッシャーか
グリム「アンタが一番声でけぇんだゾ」
クロウリー「おっと、失礼・・・それで、何をそんなに話していたんです?」
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３番目 - 続編おめでとうございます。リクエストで、キングダムお願いします。 (2021年1月11日 8時) (
レス) id: 18b5c09236 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - やっぱり面白いです！頑張ってください！続き待ってます！ (2020年12月10日 13時) (レス) id: c97e70c31b (このIDを非表示/違反報告)
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