第七十一話 着地?薔薇園 ページ22
忘れちゃいけないのは、この空間鏡経由ですので
空飛んだところで近くの薔薇園にこっそり降りる程度しかできんのよね
エース「あーくそっ!腹立つ!あの赤毛のチビ暴君!自分がハートの女王にでもなったつもりかよ!」
デュース「寮長に逆らって追い出されるなんて、どんどん優等生から遠ざかってる・・・」
グリム「ふなー!オレ様も反撃したかったぞ!」
「怒りはめんどいからな。甘いもの食べて落ち着こうぜ。マロンタルトうま」
・・・さて
「そいで、そこにいるのは誰さ」
エース「・・・？何言って」
？「俺に気が付くとは只者じゃーないにゃー」
うおっ
グリム「ふぎゃー!?生首おばけー!?」
デュース「首だけの、なんだ!?」
？「おっと。体を出すの忘れとったわ」
むーん
見た感じチェシャ猫だ
デュース「だ、誰だ?」
？「俺はアルチェーミ・アルチェーミエヴィチ・ピンカー。猫のような、人のような、魔力を持った摩訶不思議なヤツ」
エース「あるちぇ・・・なんだって？」
チェーニャ「みんなチェーニャって呼ぶかねぇ。少なくとも、その辺の奴らとはレベルが違うぜー」
・・・ふむ？
「というか、何故ここに?ここの学生じゃないでしょ、君」
チェーニャ「さて、どうだったかにゃー」
マジなチェシャ猫なら、どっちかといえばヴィランのこの学校向きじゃないだろうし
エース「誰だか知らないけど、俺は暴君に理不尽な目にあわされて期限が悪いんだよ。どっか行け」
チェーニャ「リドルが暴君・・・フフフ。まぁ、そういえなくもないかもしれないけどにゃあ。ちっこい頃からアイツは真面目な奴だもんで・・・フフフ」
「何その不敵な幼馴染ポジション。なんか情報持ってそうだね君」
チェーニャ「知っとるといえば知っとるし、知らないといえば知らにゃい。なぁに、君たちリドルについて知りたいの?」
・・・んー
「ほかは知らんが、私は人の過去にゃ興味ないんでパス」
エース「俺は知りたいね。どうやって育てりゃあんな横暴に育つのか」
チェーニャ「それなら、あの眼鏡に聞けばいいにゃあ」
デュース「メガネ・・・トレイ先輩のことか?」
チェーニャ「アイツは昔からリドルのこと知ってるからにゃあ」
デュース「幼馴染ってことか。そんな風には見えなかったが・・・」
チェーニャ「おみゃーがそう思うなら、そうなんじゃにゃーの。ほんなら、俺に聞く必要はないにゃあ。ほいじゃあ」
消えた
何だあの猫
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３番目 - 続編おめでとうございます。リクエストで、キングダムお願いします。 (2021年1月11日 8時) (
レス) id: 18b5c09236 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - やっぱり面白いです！頑張ってください！続き待ってます！ (2020年12月10日 13時) (レス) id: c97e70c31b (このIDを非表示/違反報告)
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