目は口ほどに物を言う (ページ46)

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デリオラ～31 ページ46

グレイ「うるせぇよ。かっこいいこと言ってんだからほっとけよ」

ナツ「今のが？」

『カッコ悪』

その時ザワザワとしている所があった

村長「な､、なんと報酬は受け取れない、と？」

エルザ「ああ、、、気持ちだけで結構だ」

村長「ほがぁ、しかし」

エルザ「昨夜も話したが今回の件はギルド側で正式に受理された依頼ではない。一部のバカ共が先走って遂行したこと」

村長「ほがぁ、しかし我々が救われたことには代わりありません。これはギルドへの報酬ではなく友人へのお礼という形で受け取って貰えませんか？」

エルザ「そう言われると拒みづらいな」

グレイ「700万J」

ナツ「おおっ！！」

エルザ「しかしこれを受け取ってしまうとギルドの理念に反する。追加報酬の鍵だけもらうとしよう」

グレイ、ナツ「いらねぇーっ！！」

ルーシィ「いるいる！！」

『どっちでもいい』

多種多様な反応だ

ボボ「ではせめてハルジオンまで送りますよ」

エルザ「いや、、、船は用意出来てる」

そこにやって来たのは

グレイ「海賊船！！？」

ハッピー「まさか強奪したの」

ルーシィ「嫌よ！！こんなの乗りたくない！！」

ナツ「泳ぐなら付き合うぞ」

ルーシィ「無理」

一方その頃

ウルティア「デリオラの件は残念だったわね」

？？「まあ仕方ねえさ
さすがにすでに死んでるとは思いもしなかった
デリオラが手に入ればまた一歩理想に近づけると思ったが」

ウルティア「ごめんなさいねジークレイン様
あの女の魔力があそこまで強大とは」

ジークレイン「そんな言い方をするもんじゃねぇぞ
ウルの涙ウルティアよ
俺はお前の母を尊敬している。生きていれば
間違いなく聖典大魔導の１人になっていただろう」

ウルティア「かいかぶりすぎよ。母は魔の道にとりつかれて父に捨てられた惨めな女」

ジークレイン「失うものが大きければ大きいほど
手に入る力は強大なものとなるんだぜ」

ウルティア「私は母の中では小さな存在よ」

ジークレイン「どうかな。幼い弟子を育てたのもお前への未練」

ジークレインがそこまで言ったところでウルティアが
言わせまいと止めた

ウルティア「その話はおしまい♡
それより次の段階に進みましょ」

ジークレイン「てか、、、お前、、、」

ウルティアの頬はプックリと腫れ上がっていた

ウルティア「きゃぁぁぁっ！なにこれｪ!!」

ジークレイン「ﾊﾊ今頃腫れて来やがったか
そういえばナツと戦った感想は？」