目は口ほどに物を言う (ページ45)

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デリオラ～30 ページ45

ルーシィ「ま、ま、まさか」

エルザ「そういうことだ
彼等は人間に変身する力を持っていた。その人間に変身している自分を本来の姿だと思い込んでしまった
それが〈月の雫〉による記憶障害」

ルーシィ「でも、、、それじゃあなんでリオン達は平気だったの？」

エルザ「奴等は人間だからな」

ナツ「おい貴方意味わかんねぇ教えろ！」

未だに理解していないナツ

『バカなの？
簡単に言うとこの人達悪魔。でもって自分で人間に変身したのに月の呪いとかいって被害妄想してた。』

グレイ「もうちょっと言い方あるだろ、、、」

エルザ「あの遺跡に村人達が近づけないのも
彼等が悪魔だから。聖なる光を蓄えたあの遺跡には闇の者は近づけない」

？？「さすがだ
君たちに任せて良かった」

ナツ達は急に現れたその声の主の方を振り向いた

？？「魔導士さん、ありがとう」

村長「ボ、ボボ」

ルーシィ「幽霊！！！」

ハッピー「ああああぁっ」

怯えるルーシィとハッピー

グレイ「船乗りのおっさんか！！？」

村人「え！？だって、、、」

ボボとお墓を交互に見る村人

ボボ「胸を刺されたくれぇで悪魔は死なねぇだろぉがよ
」

そういって笑うボボ

グレイ「あ､、あんた船の上から消えたろ、、、」

グレイがそう言うとボボは消えた

グレイ「！！！？」

ボボ「あの時は本当のことを言えなくてすまなかった」

グレイ「おおっ」

ボボは翼を出して空を飛んでいた

ボボ「俺は１人だけ記憶が戻っちまって
この島を離れてたんだ。自分達を人間だと思い込んでる皆が怖くて怖くて」

村長「今夜は宴じゃー！！悪魔の宴じゃー！！」

ルーシィ「なんかすごい響きね、、、それ」

一方その頃

ザルティは何者かと通信用ラクリマで話していた

させたい「ご覧になりました？」

？？「ああ、なぜ村を元通りに？」

ザルティ「サービス♡」

？？「やれやれ。しかし､、思いの外やるようだな」

？？「〈妖精の尻尾〉俺たち邪魔にならなければいいがな」

ザルティ「そうね」

ザルティは話ながら仮面を取った
するとモワモワと煙が出て気づけば
黒髪の美人さんになっていた

ナレーション「この女ウルティア」

戻って

ルーシィ「ん～
傷残っちゃいそうね」

グレイ「あ？別に構わねぇよ」

ルーシィ「顔よ？」
　
グレイ「傷なんてどこに増えようが構わねぇんだ
目に見える方はな」

ルーシィ「お、上手いこと言うじゃん」

ナツ「あ？見えない傷ってなんだよ」

火を食べながら言うナツ