目は口ほどに物を言う (ページ41)

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デリオラ～26 ページ41

ナツ「グレイ！居たのか！！」

グレイのもとへ走ってくるナツ

グレイ「ナツ」

ナツ「こうなったらやるしかねぇ！あいつぶっ倒すぞ！！」

すると地面に倒れているリオンが

リオン「ｸｸｸお前らには無理だ
ウルを越えるために俺が」

魔力の消耗が激しかったのか息切れをしている

ナツ「オメーの方が無理だよ！！
引っ込んでろ！！！」

グアアアァッ

リオン「やっと､、会えたな､、デリオラ」

リオンはよろけながら立ち上がる

リオン「あのウルが唯一倒せなかった怪物
今、俺が倒す！」

そんなリオンをグレイは地面に倒す

グレイ「もういいよリオン
あとは俺に任せろ
デリオラは俺が封じる！！」

リオン「よせグレイ！！
あの氷を溶かすのにどれ程の時間がかかったと思ってるんだ！！同じことの繰り返しだぞ！！いずれ氷は溶け
再びこの俺が挑む！！」

グレイ「これしかねぇんだ
今、奴を止められるのは」

しかしそんなグレイとデリオラの間にナツが立ちはだかる

グレイ「ナツ！！！」

ナツ「俺はあいつと戦う」

グレイ「どけっ！！邪魔だよ」

その時だった
デリオラが右腕を大きく振り上げたのだ

グレイ「よけろｫｫｫｫｫ」

ナツ「俺は最後まで諦めねぇぞ！！」

しかしその右腕ははるか上でピタリと止まった
そしてそこからデリオラは崩れていく

ナツ「なんだ！？」

リオン「バ、バカな」

『デリオラはもう死んでるよ』

いつの間にか居た貴方はそう言った