仲間[2] ページ22
主「(そろそろ戻るか…)」
Aはホテルに戻る道で見覚えのある人物がいることに気づいた。
ユキノ「……!A様…」
主「…。なんでこんな所にいるの。ユキノ」
ユキノ「……剣咬の虎をやめさせられてしまいました。」
主「〜──」
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ナツ「ん?宿屋の前に誰かいるぞ」
ウェンディ「本当だあの人は…」
ルーシィ「目ェいいわねアンタら」
ウェンディ「もう一人います。あっ行ってしまいました。」
ナツ「おまえは」
ウェンディ「剣咬の虎の」
ルーシィ「星霊魔導士」
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ルーシィ「用事?あたしに?」
ユキノ「はい。ルーシィ様に大切な用事があり伺いました。」
ナツ「セイバーがなんの用だよ。」
ウェンディ「ナツさん話くらいは聞いてあげましょ?」
ユキノ「あつかましい申し出ではありますがこれを、」
ユキノは双魚宮の鍵と天秤宮の鍵をルーシィに差し出した。
ユキノ「この2つをルーシィ様に受け取っていただきたいのです。」
ルーシィ「え?そんな…無理よ貰えない」
ユキノ「1日目あなたを見た時から決めていました。大会が終わったらこの鍵をお渡ししようと」
ナツ「大会終わってねーじゃん」
ユキノ「私の大会は終わりました。」
ユキノは、最強の5人そして、古い言い伝えを、話した。
ルーシィ「やっぱり受け取れない。」
ユキノ「!?」
ルーシィ「星霊魔法は絆と信頼の魔法…。そんな簡単にオーナーを変わる訳にはいかない。」
ユキノ「簡単…な決意では無いのですが…」
ユキノはルーシィに、聞こえるか聞こえないかくらいの声で呟いた。
ルーシィ「え?」
ユキノ「いいえ…あなたならそう言うと思っておりました。いずれ時が来ればおのずとこの十二の鍵は再び揃うでしょう。またお会いできるといいですね」
ユキノはそういい宿をでた。
その後をナツ達が追いかける。
ユキノ「ナツ様、ハッピー様」
ナツ「いやー、悪ィ悪ィ。おまえ悪い奴じゃねーんだよな」
ユキノ「!?」
ハッピー「ホラ…ナツってば剣咬の虎ってだけで悪者だって決めつけちゃってさ」
ナツ「だからこーして謝りに来たんだろーが」
ユキノ「謝る?」
ナツ「ごめんなーっ!」
ハッピー「軽っ!ごめんねこれでも少しは大人になったんだよナツは」
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やえこ(プロフ) - すごく私好みの展開で最高でした!これからも更新頑張ってください! (2019年10月15日 9時) (レス) id: a42618d1a2 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます!これからも更新頑張ってください! (2019年7月18日 23時) (レス) id: 01408c4e23 (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - すごくしっかりした内容で、とてもドキドキしながら読んでいます。更新頑張ってください!! (2019年4月14日 0時) (レス) id: 8de9ffaf28 (このIDを非表示/違反報告)
コア!(プロフ) - 更新頑張ってください!スティング君愛してます! (2017年4月8日 1時) (レス) id: f591da6890 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まいたけ | 作成日時:2017年3月18日 12時