Symphony【病系】【短編集】

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水side








目が覚めたらメンバーみんなが僕の家にいて普通に驚いた


体調崩しちゃった僕なんかのために時間を割いて欲しくなかったし、迷惑かなって少し思う





水「 、ごめんね 」

さとみくんが作ってくれたお粥を食べながらそう零すとみんなが一斉に僕の方を向いて口を揃えて言った




「「 なにが？ 」」


水「 え、あ、いや…体調崩して、みんなに迷惑かけて 」

赤「 ころちゃん俺たちがそんな風に思ってると思う？ 」

黄「 そうですよ、勝手に来たのは僕達ですしむしろお邪魔しちゃってすみませんって感じです 」

桃「 俺たちがやりたくてやってる事なんだから気にすんな 」



この人たちはこういう人だった

僕の大好きなメンバーは、仲良しの親友たちはこんなにも優しかった





水「 …ｸﾞｽｯ 」

赤「 え、ころちゃん？w 」

桃「 お前泣くなよ！バカァ 」



お粥は美味しいし、メンバーは優しいし、僕は幸せだし

色々な感情が溢れて抑えられなくなっちゃって涙という形で彼らの目に触れた



そんな僕に、優しく微笑みながら「もう大袈裟」って笑ってくれるこの3人が僕は大好きだ






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愛されっ子−fin.


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