Symphony【病系】【短編集】

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桃side







眠くないとか言っといてソファーでしっかりと寝てしまっているころん

首筋に手を当てて確認してみるけど相変わらず体は熱い



さっきあいつが寝ている間に測った体温計は38.4℃を表示していた





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ご飯がもう完成するし、起こしたいんだけど…まぁもう少し寝させてやるかと、使ったものを洗っているとインターホンが鳴った




桃「 早いなw 」

「 えーだって心配じゃん！ 」
「 ころちゃん大丈夫ですか？ 」


元気そうなやつが2人揃ってやってきた

家の中があっという間に明るくなる




桃「 そこで寝てるよ 」

黄「 あ、ほんとだ 」

赤「 てかめっちゃいい匂いするんだけど 」

桃「 ころんの飯作ってたからな 」

赤「 ええいいなぁ、俺のは？ 」

桃「 お粥だし、お前らの分なんてあるわけないだろw 」


なんて俺たちの賑やかな声に気がついたのか、ころんがむくっと体を起こした




水「 …おはよ……って、え！？なんで2人共居んの？ 」

桃「 一応連絡したら、心配だから行くって。俺ころんに伝えたけど聞いてなかった？ 」

水「 、え、知らないよ…夢？ 」

黄「 夢じゃないですよ！僕ちゃんとここにいます 」


そう言ってるぅとはころんの頬をつねる



水「 痛い痛いw 」

赤「 ころちゃん熱高いのー？ 」

水「 ん、分かんない。けど今寝てたからさっきよりはいい感じ 」

桃「 とりあえずお粥作ったから。ころんはそれ食べて薬飲んで様子見な 」

水「 、ありがとさとみくん 」


さっきより幾分か顔色も良くて安心した

まだ熱はありそうだけど、長引かないといいな






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