鬼狩りは異世界へ (ページ1)

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プロローグページ1

『やっと…終わった、、』

鬼舞辻無惨が死んだ…。やっと鬼がいない平和な世界が訪れる。

鬼殺隊のみんなも普通の人と同じように暮らせる。

良かった…。

自分が死んだ後も、みんな笑顔で生きて欲しい、、。

それが俺の願いだから。

そう思いながら俺は目を閉じた。

なのに、、

『いやいやここどこ？』

起きたら全然違う所にいるんだけど?!

てか俺死んだんじゃなかったっけ?!

『ﾊｯ日輪刀!!』

バッと腰を見ると、しっかり日輪刀があった。

『良かった…。服も隊服だし、でも体の傷がない…』

なんでだ？てか俺右腕なくなってたはずなんだけどしっかりついてるわ。

まぁ体が無事なら大丈夫か、そう思い歩きだそうとした瞬間、

『!!鬼の気配…？』

微かに鬼の気配がした。

なんで、鬼はいないはずだ。だって、だって鬼舞辻無惨は死んだんだから、、。

なのになんで鬼の気配がするんだ…

その時、

「鬼ガ出タワヨ南南東、南南東、Aハヤクイクワヨ」

『銀花!!』

頭上には俺の鎹鴉"銀花"が飛んでいた。

『お前もここにいたんだな銀花!!ここがどこかわかるか？』

「ドコカハワカラナイケドワタシタチガイタセカイデハナイコトハタシカヨ」

俺たちがいた世界じゃない…？

『ﾊｯそれより鬼を狩りに行かないと!!』

誰かが襲われているかもしれない!!

そう思い俺と銀花は南南東に向かった。