28話 ページ29
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帰ると言っていたのに
着いたのはホテル。
ボーイさんに案内された部屋に入ると、
立派な部屋過ぎて
またしても目眩がしてきた。
『…帰るんじゃなかったの？
どうしたの、この部屋？？』
部屋に入るなりジャケットを脱いで、
くつろぎモードに入ろうとしている一也に
入り口に立ち尽くしたまま尋ねた。
「ん？今日は、特別だって言ってんだろ？」
そう微笑む一也と目が合い、
さっき思い出してしまったモヤモヤを
忘れることが出来ずに俯いた。
「いつまで突っ立ってんだよ？」
その言葉にゆっくりと足を進め、
一也のそばで足を止めた。
『一也…』
やっぱり一也と私じゃ
住む世界が違いすぎることを
今日１日で、改めて知らされてしまった。
今言うべきではないことは
分かっているが
もう、どうしても止められない。
ん？
と、私の顔を覗いてくる一也と目が合い
下唇を噛み締めた。
『彩乃に髪切ってもらった日、
一也とモデルの詩音が一緒にいるの
見たんだけど…』
「えっ？あぁ〜…あれは…」
煮え切らない返事で
視線を逸らす一也に
私の胸がザワザワとうるさい。
『なんで嘘ついたの？』
じっと一也を見つめたが、
一向に目を合わせてくれない。
気まずそうに黙ってしまった
一也を見ているのが辛くて
私も視線を落とした。
『…丁度、就活に集中したいと思ってたんだよね…
いい機会だからさ…
私達、ちょっと距離おかない？』
「はぁ？ちょっと待てって！」
私のセリフに慌てた様子で
顔を向けてくるが
私は顔を上げられない。
『私達さ、今までは凄く近くにいたから
知り合いも一緒だったけど
今は、それぞれ別に知り合いが出来たじゃん？
だから、身近な人に
目を向けて見た方がいいと思うんだよね？』
「何言ってんの？？」
声だけで一也が
イラついているのを察しながらも、
ここまで言ってしまったら
後には引けない。
『だから！私の事とか気にしないで、
一也は身近にいる人達と
向き合ってみたらって言ってんの！！』
と、気がつけば声を荒げてしまった。
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明日から、５日間ほど
旅行に行くので
更新できません(＞_＜)
次の更新は
来週になると思います！
申し訳ございませんが
よろしくお願いします！
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メグ(プロフ) - もちろん待ちますとも〜！(o￣∇￣o)（笑） (2015年2月6日 21時) (
レス) id: 984dfe7c01 (このIDを非表示/違反報告)
りせママ(プロフ) - 愛さん» 私なんかの話で、涙なんて…(>_<)勿体無い！！もったいないですー！！ (2015年2月6日 21時) (レス) id: 12304ceda7 (このIDを非表示/違反報告)
りせママ(プロフ) - メグさん» ほんとにもう少しだけ、真田君にお付き合い願います(>_<)彼も、頑張らせるんで(￣▽￣)wwお待ちをー！！！ (2015年2月6日 21時) (レス) id: 12304ceda7 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - 何だか切ない気持ちでいっぱいになり涙がっ…!! これからの展開がドキドキです!! (2015年2月6日 21時) (レス) id: 6e2b9a18c0 (このIDを非表示/違反報告)
メグ(プロフ) - りせママさん» どんな展開に持ってくるのかめっちゃ楽しみデス+ﾟ｡*(*´∀｀*)*｡ﾟ+ 真田もスキだけど…やはり御幸とのイチャコラが（笑）アホですいません（笑） (2015年2月6日 20時) (レス) id: 984dfe7c01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りせママ | 作成日時：2014年12月1日 20時
