110.ライオコット島 ページ13
白雪Aside
私達は飛行機に乗り込んだ。
ヒ「A、高いところ大丈夫だっけ？」
『うん…！』
隣に座ったヒロトの言葉に頷いた。
高い所は寧ろ好きです。
綱「俺…飛行機はダメなんだ…海に帰してくれーーーっ！！！」
…綱海さんの悲痛な叫びが聞こえました。
『ライオコット島…』
ヒ「大会のために、南の島をまるごと会場にしたんだって」
『ほー…すごいですね』
ヒ「…って、どうしたの？」
ヒロトは私の様子に気が付き、隣から顔を覗き込んできた。
『早くもリュウジロスになりそうです…』
ヒ「リュウジロスって…」
リュウジほどいい子が突然いなくなると、謎の喪失感のようなものに襲われるものです。
ヒ「はぁ…そんなに緑川が好き？」
『はい、とても』
ヒ「俺は？なーんて…」
『好きだけど…それがどうかした？』
ヒロトはその瞬間、片手で口元を覆った。
ヒ「ほんっと…ほんとに辞めて…」
『え、そんなに嫌いですか』
ヒ「そうじゃなくてさ……Aは素直になる時が唐突すぎて準備できないんだよ…」
『……？変ですね、ヒロト』
ヒ「うるさい…」
･
･
･
そして私達は、会場であるライオコット島についた。
佐「おお…すごいな」
『そうだね、次郎君！』
私は少しテンションが上がり、辺りをキョロキョロと見回していた。
この街は、どのチームも最大限の力が出せるように、滞在するエリアはその地域に似せているらしいです。
すごいですねぇ…。
そして途中で、イタリア代表のチームが練習しているところも見えた。
宿舎に着いた頃には、もう日が傾き始めていた。
『私の部屋は…ここか』
入ろうとした時
佐「A…！」
『次郎君』
佐久間くんに呼び止められた。
佐「お前と世界で戦えるなんて、嬉しいよ！
本当に夢みたいだ…！」
『夢じゃないですよ、次郎君』
私はクスッと笑ってそう言った。
佐「…そういや、ヒロトとはどういう関係なんだ？」
『ああ…暮らしている施設が同じなんです。』
佐「……そうだったのか。悪かったな…こんなこと聞いて」
『いえ、全然大丈夫ですよ』
今更こんなことを聞かれたくらいで、別に嫌な気にはならない。
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ひかり(プロフ) - 桜さん» どうしましたか？(笑)いえいえです...？ (2019年8月31日 20時) (
レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 吹雪咲彩さん» わかりました！ありがとうございます！ (2019年8月31日 20時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - ありがとうこざいます。急ですみません。← (2019年8月31日 19時) (レス) id: 503371ab34 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪咲彩 - ひかりさん» はい、是非！参加申請の仕方は、小説最強イレブン、集めようぜ？と検索をして、作品のURLを参加したい作品アドレスという所に打ち込んだら参加申請出来ますので！因みに、最後に確認をする為、作品のパスワードが必要になります！ (2019年8月31日 11時) (レス) id: 25540ad365 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 吹雪咲彩さん» 基本DFです！参加させて頂いてもよろしいでしょうか？？ (2019年8月30日 18時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2019年8月25日 16時
