一片氷心少女。【NARUTO】 (ページ30)

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上忍の殺気ページ30

カルナside

先程の襲撃で

今回の任務階級がBランク以上であることが証明された

ｻｸﾗ「この任務私達にはまだ早いわ、やめましょ！
ナルトも怪我してるし...」

ｶｶｼ「んー、こりゃ荷が重いな！
ナルトの治療ついでに里へ戻るか」

この言葉を聞いて何を思ったのか、ナルトがクナイで自分の手を刺した

ﾅﾙﾄ「俺がこのクナイで、おっさんは守る
任務続行だってばよ────」

ｶｶｼ「ナルト、出血多量で死ぬぞ♡」

...アホ。

・

この後も何やかんやあったが
無事国に上陸した私達

ﾅﾙﾄ「そこかｧー！！」

ｼｭｯ

ｻｸﾗ「だからやめろｫーーー！！！」

先程から
草むらに向かってクナイを投げまくるナルトにサクラが怒る

「兎...？」

クナイが飛んだ方へ歩いて行った先生を追うと
兎が一匹気絶していた

ｻｸﾗ「ナルトｫ！あんたなんて事すんの！！」

ﾅﾙﾄ「ごめんよ、うさこｫ～！」

この兎はどうやら"うさこ"と言うらしい。←絶対違う

ｶｶｼ「ｯ！！全員伏せろｯｯﾂ！！！」

その言葉と並行して

何かが頭スレスレに飛んで来た

ｶｶｼ「へー、霧隠れの抜け忍桃地再不斬くんじゃないか」

顔を上げると
太い幹に首切り包丁をぶっ刺し
その上にガタイの良い男が立っている

ｻﾞﾌﾞｻﾞ「写輪眼のカカシと見受ける」

ｻｽｹ「！(写輪眼だと？なぜカカシが...？」

"写輪眼"

うちは一族のみが開眼する可能性を持っている
三大眼術の一つ

「先生てうちは一族なの？」

ｻｽｹ「いや、違う」

となると、あの写輪眼は移植か...

ｻﾞﾌﾞｻﾞ「さて、話はこれくらいにして
そこのジジイを渡してもらおうか...、てもカカシ！お前を倒さなきゃいけねぇようだな」

ﾀﾞｯ

ｻﾞﾌﾞｻﾞ「忍法霧隠れの術」

つい先程まで水の上に立っていた再不斬が一瞬にして消えた

いや、正確には姿が消えただけであってこの場にはいるのだろう

ｻﾞﾌﾞｻﾞ「8箇所...
咽頭・脊柱・肺・肝臓・頸静脈・鎖骨下動脈・腎臓・心臓

さて

どの急所がいい？(ｸｸｸｯ」

狂気的な笑い、物凄い殺気に

気が狂いそうになる

瞬き、眼球の動き一つでさえ命取りになりそうだ...

上忍の殺気とはこう言うものなのか、と思い知らされた

ｶｶｼ「安心しろ
俺の仲間は絶対、殺させはしないよ！」

場の空気がほんの少し緩んだ

だが、

ｻﾞﾌﾞｻﾞ「それはどうかな？」