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【半蔵】反則ばかり ページ22
刃こぼれした鎖鎌を片手に敗走を強いられていた。
急襲場所にいたのは歴戦の勇士と謳われた女。
応戦するが今までの邂逅でその力を越えられたことはない。
比類なき武勇を持っているというのに、「愛してる」だなんだと。
思い出して唇に触れる。
布越しに伝えられた感触。
「卑怯な」
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作者名：甲斐櫓 | 作成日時：2018年6月22日 0時
