キスから始まる人生本気の恋。【黄瀬涼太】

▽Fifth Turn「やっぱり」 ページ6

【園夜side】




食堂にて






ざわ、ざわざわ……




ホラ、やっぱりぃぃぃいいいい！！


周りの視線が痛い！痛すぎる！！

なんで今日に限ってピンクの巨乳の子いないの？！！



「園夜……、落ち着け。」

赤司が苦笑しながらこちらを見た。





‥…ら。



「なんなの！あの子！」

「前に黄瀬くんとキスしてた子じゃない！？」

「はあ!?何よそれ！ビッ チじゃん！」





…………あぁん？



テメエらなんかキセキの世代の目にも入れてもらえない癖によく言うよ。

ほんっと。






そう思った瞬間________






ぞわぁ、と。
食堂にいる誰もが感じられた筈。




横から感じるとてつもない殺気(のようなもの)。


え、ここ巫山戯るところじゃない？
そうだよね、私も思った←



まぁ、その"殺気"は赤司からのもので。それはそれは。

普段の赤司からは想像できない程に恐ろしかった。



「……園夜の悪口を言う前に、自分たちのその顔を鏡で見てみろ。それでも園夜より顔に自信があると思うなら出てこい」




……え、


……………………え？←




いや、いやいやいや。

私、そんなに顔に自信ないけど！？！？


そうすると、左側に座っていた、黄色いn……((ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ。黄瀬が


「大丈夫っスよ。アンタ、充分かわいいから。自信もって？」


『え、あ、ありが、とう？』



まぁ。
噓くさいし、嘘ってことはバレバレだけどね。←

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