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倉持
「まあ好きだけど」
み、認めた！！
亮さんも好きだったなんて…
自分の心臓の音が煩くて痛い。
早くこの場から離れようと思うのに、気になってしまって中々動けないでいた。
「え、ほんとに！？」
「なんだよ、お前からきいてきたんだろ？」
「まさか認めるなんて思ってなかったから…」
「別に嘘つく必要もないじゃん」
嘘じゃない、冗談とかじゃねえんだ…
本当にAのことが好きなんだ…
「うまくいくといいね」
「さあどうだろうね？あいつ鈍いから俺の気持ちなんて全く気づいてないけどね」
亮さんのことすげえ尊敬してる。
厳しいけど、優しいとこもあっていい先輩だなって本心で思ってる。
けど、Aのことは負けたくねえ、譲りたくない
俺もウカウカしてられねえな…
二人にバレないようソッとその場を後にした。
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作者名：おにぎり | 作成日時：2021年3月27日 6時
