4 唐突に ページ6
「…きゃっ。」
廊下を歩いて角を曲がった時、
人にぶつかってしまった。
謝ろうと上を向く、
「す、すみませっ……ひっ…。」
…お、おと、男の人だああぁぁぁ!
ぶつかったりしたから怒ってる…?
どうしよう…。
「ごめん、大丈夫っすか?」
と手を差し伸べるメガネの男性。
どうやら怒ってはないみたい…。
「だ、大丈夫です!!さ、さよならー!!」
私は逃げるようにその場から立ち去った。
──
「はぁ…はぁ…。」
「どしたの?息切らして。」
あの後、すぐに夏川ちゃんの所に向かい
部活見学スタート。
「夏川ちゃんは何部に入るの?」
「私はマネが良いかなって。野球の!!」
「野球好きなんだ…!
私もお父さんが好きだからよく話聞くんだ。」
「ならもう、2人でマネやっちゃうー?w」
…うーん、やるなら合唱か華道だったけど
折角、夏川ちゃんがこう言ってくれてるし…。
「うん!やろうやろう!」
と返した。
「じゃ、次は野球部見に行こ…」
そう言おうとした時
放送が鳴った。
内容は、入学時に課題を忘れた者の呼び出し。
「ごめん!A
私課題忘れてたから先行って待ってて!」
「あ…うん。」
その放送を聞いて夏川ちゃんは
職員室の方向に走っていった。
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作者名:かりむ | 作成日時:2017年3月30日 21時