32 変な人でした ページ35
貴「あの…?」
「ごめんね!俺の事分かる?!よね!」
貴「成宮…さん?でしたよね…」
成「そ!あったりぃー!」
手を引かれて
物凄い速さで校舎の裏まで連れて来られちゃいました。
貴「何の用でしょう…?」
成「君俺のファンの子でしょ?」
…あ、あの場所で見てたから
勘違いされてるのかな…?
貴「えっと…。」
成「照れなくても大丈夫!
急だと思うけど俺、君の事気に入っちゃった」
え、ええ?
どういう事でしょうか…
気に入るとは…、うーん。
貴「あのー、友達が心配しちゃうので連絡いれてからゆっくりお話じゃダメですか…?」
成「もっちろん!いいよ!」
スマホの画面を開くと
LINEにいくつかの通知があった。
やっぱり…心配されてる…
その中に御幸さんの通知もあった。
…今どこ?って、ここにいるって事ですか?!
校舎裏です。と打とうとした時
成宮さんにスマホを取られてしまった。
貴「ちょっと!やめて下さいっ!」
成「へぇ〜、一也と友達なの?返信しといてあげる」
御幸さんの知り合いなんでしょうか?
むむむ…早く帰りたい…。
成「はい送信〜♪ ぷぷ、一也凄く心配してるw」
貴「…帰って良いですか?」
成「えええ?!せっかくこうして俺と会えてるのに?!」
会えてるも何も…連れ出されたんですけどね。
成「俺、君が見てくれたから
いつもより頑張れたんだよ」
貴「そうですか…」
成「もう青道じゃなくてウチに来てくれれば毎日会えるんだよ〜?」
貴「毎日会いたくないです…。」
成「そういう所も可愛いね!」
もうこの人何なんでしょう…。
反応に疲れた時だった
御「一ノ瀬!!」
救世主が現れました。
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作者名:かりむ | 作成日時:2017年3月30日 21時